学校へは朝、マキナ(乗り合いタクシー)で行く。

学校へは朝、マキナ(乗り合いタクシー)で行く。

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エッセイ キューバ


学校へは朝、マキナ(乗り合いタクシー)で行く。

学校ね

学校ね


だいたい、50年代とかの大きなアメ車。ボロボロで排気ガスもすごい。

こういうのね

こういうのね



排気ガスの混ざった空気を吸い、外の景色を見ながら、ふと自分を感じる。

自分の中に不満はあるか。

自分のハートに耳を傾ける。
心の中はすーっとしている。

排気ガスと埃の中で、私は、「私」を無理なく生きていると感じる。

何を声にする訳じゃなく、人にアピールする物もなく、ただ、自分が大した不満もなく「今」生きていることに、幸せを感じる。

解らない事や、出来ない事、めんどくさい事、そういう事は多々ある。

そういえば、ずっと、マキナの運転手が運転中に出すサインが解らず、意味が解らないから不安だった。

人に聞くのも、スペイン語があまり出来ないから面倒だった。

でも、昨日、そのサインが解らない自分が不安だし、みんなに迷惑をかけてる気がして思い切って人に聞いた。単語が解らないから英語とスペイン語混ぜ混ぜだった。

「マキナの運転手がこうやって、こんなんとか、やってるでしょ(ジェスチャーで)。あれが解らないの。どういう意味?これは?(ジェスチャーで)」

「それは、プラヤ方面という事だよ。プラヤはあっち側に曲がるだろ」

「じゃぁ、私はプラヤ方面のマキナだからこうやれば(ジェスチャーで)いいのね。ありがとう」

笑顔で大きく手を振った。
これも、私なりのジェスチャー。
言葉が不自由だから、何かを伝えるのに体や顔を使う。
言葉が不自由だから、色んな事が面倒くさい。

そういえば、昨日、マキナでこんな事があった。

子供を連れた30代くらいの男性がマキナを降りて支払いをしようとしたらお金が無いようだった。自分の財布を広げて、無いという。つか、「お前最初からないんじゃん!無銭かよ・・・。」と、心で思っていたら、運転手が、「いいよ」と言って車を走らせた。

暫くして乗っていた女性が車を降りて支払いをした。
運転手がお釣りを渡したら、その女性はそのお金を運転手に握らせ「さっきの男性の分よ。受け取っておいて」と。

学校へはマキナで行く。
バスで行けば安いけど、おばさんは体もきつい。体力もない。朝から1時間も混んだバスでスリに気を付けて立っておくのはきつい。だから朝はお金を払って(10ペソ、約45円)マキナで行く。

帰りはゆかりちゃんというクラスメイトと1ペソ(4・5円)でバスに乗る。始発だから結構座れる。1ペソで二人分。

おばさんは座りたい。かなり座りたい。


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