キューバに居ると、家にネットが無いし、テレビは元々好きじゃないけどスペイン語だし、だから日本のアニメを買ってきて(キューバで人気)見るか、本を読む。後は好物の「考える」。

2か月前からKindle Unlimitedに登録し、読み漁ってる。
多分この2か月弱で1~2年分くらいの元は取った(^◇^)

そんな私は、子供の頃から大人になるまで殆ど本を読まなかったの。初めて自分の意思で読みたくてちゃんと読んだ本は中学三年生の時に歌手のエディットピアフの自伝。とにかく活字が苦手で読書が大嫌いだったの。

読書あまりしてこなかった人は、だいたい読解力が無い。
私は見事だった。
意味が解らないから同じ行を何度も読んだりするの。だから読書はとても疲れてた。

20代からちょっとずつ山田詠美とか読みだした。
30歳くらいの時に、前の旦那とバックパック背負って東南アジアを旅していた時に、彼が読書好きで、当時は旅人と出会うと読みあ終わった本を交換したり。その旅で私もやる事ないから30冊ほど本を読んだ。

30代になってスピリチュアル系の本とか読み漁った。

40歳を過ぎた時に、どうして私は学校で成績が悪かったのか。
教科書や先生の説明を理解できなかったのか。

日本語が解ってなかった。
読解力が無かったんだとつくづく思う。

今では超普通にさっさか読書が進む。
近年は老眼も進んでしまったぽく来て文庫本はかなりきつい。
Kindleは字のサイズを変更できる。

で、Kindleのかなり素晴らしところは、解らない言葉があればぷっと押すと辞書が出て説明してくれる。これがあると解らない言葉が連発する本でも読み進める事が出来る。

そして何より素晴らしいのは、何百冊の本を簡単に持ち運べる。
以前はタブレットで読んでたけど、最近はiPhone SE(iPhone5Sと同じサイズの小ぶり)、でいつでもどこでも読書が出来る。

ちなみにキューバではアマゾンでのお買い物は出来ないので以前はキューバの外に居る時に買い溜めしてたのですが、Unlimitedだとダウンロードが出来るんです!

定額の読み放題だから、あまりどうでも良いかと思う本とかも気軽にダウンロードするんです。自分の意識がある特定の情報にフォーカスしてないから、色んな発見があるんです。

不便な国キューバは常時ネットが無いので読書の時間がかなり持てる。

読書をして感じるのが、ネットで得られる情報と本から得られる情報は、あるテーマに対してのフォーカス度が違うと思う。正確性からいうと、ちゃんとした出版社から出ている本でもおかしな事も時々あるのし(著者もだけど、編集者の問題もあると思う)、著者によっての考え方の方よりなどもあるから、本だから、ネットだからと言っても自分でちゃんと考えた方がいい気がする。

ちなみに最近はどんな本を読むかというと、
ビジネス、IT、心理学、哲学、社会学、世界情勢、スピリチュアル系、自己啓発とかかな~。

時々日本の古典みたいなのも読むよ。福沢諭吉とか、新渡戸稲造とか。特にこんな所(キューバ)に居ると、なんでキューバ人と私は違うのか考える時にこういった本が色んなヒントをくれるんです。でも、日本語がちょっと古いから難しいんだ。