昨日、TSUTAYAに行って、フィデルカストロのドキュメンタリー映画「コマンダンテ」を借りようと思ったら無かった。で、1980年の映画、「普通の人々」というのを借りてきた。(ブルースブラザーズも借りてきたw)

この映画は、私が中学生の時に雑誌で見て、ずっと気になっていたけど見てなかったの。
英語の題も「ORDINARY PEOPLE」。普通の人々。監督はロバートレッドフォードで、アカデミー作品賞、監督賞(ロバート・レッドフォード)、助演男優賞(ティモシー・ハットン)、脚色賞(アルヴィン・サージェント)の4部門とったらしい。

一見「普通の人々」に見えるその家族は、色々な事を抱えてる。
私がアロマや感情の仕事をしている中で見てきた、一見「普通の人々」に見えるけど、色々なドラマや葛藤を抱えて、もつれてしまった人たちの感情や背景。一見「普通の人々」は一見「普通の人々」であって、全く「普通の人々」ではない。通じるものがあった。映画はお兄さんの死以外には特別な経験がある訳でもなく、どこにでもある物語なのかもしれない。映画でなくても、それぞれの家族がつくりだすドラマはオリジナルな物語を作り上げる。

朝起きて、布団の中で、色々考えてた。
ドラマ的な映画。って、どこまで人間を掘り下げ、物語を表現できるか、って、事なのかな。その中で、感情のセオリーがしっかり辻褄が合っていないと深みと面白みに欠ける。どの登場人物もそれぞれに感情があり、俳優や演出者は感情の部分をどう表現するか。感情や心って世の中で一番興味深い物だと思う。のは、私だけ?じゃないんと思うな。
いい映画だと思う。

中学生の時にこの映画を見ても理解できなかったと思う。

近頃、肉体や肌を見て自分が歳をとったと感じる事がよくあるけど、
歳をとると、いろんな経験が出来て、色んな事が、若い頃より解ってくる。若い頃より理解度が上がっている分、いろんな面で面白いと思う。複雑な気分である。

一見地味な映画だけど、もし機会があれば見てください。(^o^)丿