私は、超、正直なところ、
オイルを始める前、人の体を触るのは好きじゃなかった。ましてや、足は触りたくも無かった。でも、オイルを使うと結構平気に触れるようになった。

10代の頃は、父に、人の体を触ったり、肩をもんだりしてはいけない、という教育を受けていた。色々貰う可能性があるのであと後面倒になるからだと。バスガイド時代は、先輩に肩もみを依頼されると、「私、下手なんです。。。すいません、それでもいいですか?」と言って、わざとに下手くそにやっていた。そうすると、依頼はなくなる。w

話は戻って、エッセンシャルオイルを使うと、みるみる、背中の表情が変わって行く。それと、私の場合は、人の体を触ると、その人が我慢してきた感情や、今どう思ってるか、時には過去のシーンが断片的に解ったり。そんな事があるの?って、未知なる領域?みたいで、面白くもなってきた。初めは半信半疑だったけど、的中率が高くて、そのうち、私の手って、そんな手なんだ、って、普通に思うようになった。

人の体をトリートメントしてあげる事は、ほんとに、好きじゃなかったし、今でもお金をもらわないとやりたくない仕事。体を触ると、色んな情報が解るし、それを「感じる」事で、私もきつい事多いの。いろんな事が解ったとしても、その人の問題を私がかわりに乗り越える事も出来ない。その人の問題は、その人の問題。だから、いつも、不親切に、そっけなく、施術をする。

そんな私なのに、私に体を触られる人は口をそろえて、「手が気持ちいい」という。あったかさや、柔らかさが、たまらなくいい、と言われる。

セッションの仕事の場合は、ある程度真面目に意図的に色々感じようとするけど、練習や講習会の時は、かなり不親切にそっけなく、する。

それでも、気持ちいい、と、言われる。
で、多分、私の手はマジックハンドなんだろう。という事にした。
一番のマジックは、なんで、私の掌は、そんなに色んな情報を得るのか。

不親切な私は、オイルのセッションをもうあまりやろうとしない。
でも、人の体を触って、感情や過去の情報を読み取って、涙を流す人を見ると、いろんな資材や段ボールで埋め尽くされかけている我が家でもセッションを再開した方がいいのか、も、とか、思う。けど、何故かセッションの後にはいつも疲れて、赤い肉が無性に食べたくなるので焼肉代金と寝込む場合の料金も頂く。

出来る限りはみんな自分達でオイルとテクニックを使って、どうしても、お金出しても、このひと山、手助けがほしい、という時だけ、とかなら、いい。な。
ちなみに、どうしようも、お金が必要になったら、セッション再開するかも。(^o^)丿

↑どこまでも、不親切で自分勝手なセラピストでした。