最近、も、相変わらず、いろいろ、考えてる。

先日書いた「私の仕事は、憧れのワークスタイルらしい。
その後、ネットでノマドワーカーを調べたり、新しい?スタイルで暮らしている、人達の事調べたり、いくつかの本を読んだり。

私が買って読んだのは、

高城剛さんというのは、沢尻エリカさんの元旦那さんらしい。時々読む、ちきりんさんのブログで紹介されてた。ちきりんさんの電子書庫も買って読んでみた。

私は、収入とか仕事内容とか、彼らとは全く違うけど、生き方や考え方に共通するものを感じたのね。それで、安目の本を選んで買ってみた。私は最近、Kindleとかの電子書庫をよく買うの。音楽もCDは買わなくなった。ダウンロードで買う。最近、旅をする事が多いでしょ、この前は引越しで、いろんなものを処分した。物を持たない事がどれだけ楽か、旅をしていると、中ぐらいのスーツケース一つで何カ月も暮らせる事に気付いたの。

さて、これらの本や人々は、「縛られない生き方」とか、「新しい生き方」とか、そんな感じがする。仕事の場所を選ばないノマドっぽい人達のブログや記事も拾ってみた。「ノマドワーカー」という名称は、今の時代を象徴するひとつの言葉で独特の、水モノ的なエネルギーがある様に感じたの。持てはやされてる言葉、というか、スタイルというか。それが、なんだか、違和感があって、いろいろ考えてた。

私が、垣間見た人達に共通している事の一つに、「家庭の匂いがしない」。実際結婚してない人が多いと思う。高城さんも離婚したしねっ。ちきりんさんも結婚してない。ちきりんさんの本に、人は人生の時期において2つしか選択できない、そんな事を書いていた。

仕事。
育児・家庭。
趣味・やりたい事。

自由で居たい、縛られたくない、と、人々は思うかもしれないけど、そもそも、家庭は責任でもあるとおもうのね。私たちの様な人達は、自分の選択か、運命か、性格が悪いのか、自分勝手なのか、家庭を持っていない人が多い気がする。孤独であったりもする。縛られないという事は、仕事や人間関係においても、迎合したり、自分殺して、あっちでいい顔、こっちでいい顔、もしなくていいけど、やっぱ孤独だったりする。だから強さが要る。

そう、自由には、孤独と責任がセットで付いてくるっ。

で、彼らに共通する事に、型や常識の外に居るという感じがする。だから、自分の感性で物事を見極め判断する。いろんな国に行っている、って事も共通点。いろんな国に行くと、色んな価値観や常識を知る。体験する。そのうちに、典型的な日本人の型から外れてしまう。見識も広がる。語学も覚える。海外の大学院とか出てたりして高学歴の人とかいたりもする。すごいキャリアだつたりっ。

ただ単に、風潮的に、持てはやされたり、すると、深く考えない人達は、憧れるかもしれない。それって、怖いかもっ。って思った。彼らは、時代を見ながら、今活用できるツールを使いながら、頭使いながら、手放すモノは潔く手放してる気がするのね。自分の積み重なる選択の結果、今のワークスタイルや、生活スタイルが出来た気がする。

私自身、貧しくとも、自由で縛られない、生き方をしている。
沢山のモノや、人、キャリア(←たいしたことないがっ)、立場、場所を手放したと思う。離婚も、潔かったと思う。経済的にどうしようもないくせに、仲が良かったのに、自分の心の為に離婚をしたの。相手や生活の為に自分を殺さない事を選んだの。貯金なんかたいしてなかった。離婚してすぐ、荷物をストレージに入れて、なけなしの50万円持って、ニューヨークに行った。それで、すってんてんっ。でも、なんか清々しかった。

今、私は、家賃2万円で友人の家に住んでいる。
45歳で、間借り?いえ、ルームシェアですっ。
荷物も結構処分した。
もっと、自由になりたかったから。

持たない事は、縛られる事が減る。

でも、モノにしても、人にしても、人は持ちたがる。
それは、何らかの不安を現しているのかもしれない。
でも、家族が居る人は、子供たちが、戻って来れる場所を持っている事は、子供たちが本当の大人になるまであったほうがいいと思う。

誰ひとり、同じ人はいないと思う。
自分で考え、自分で選択して行く事を繰り返して行けば、結果、自分にとって納得のいく、自分にあった生活が結晶の様に出来る気がするの。←クリスタライズですかっ(笑)

「全ては手に入らない。
自分の手は2つしかない。
私のバスケットに入る量(キャパシティ)は決まってるから、無理に詰め込まない。

だから、自分にとって大切な物を選択しなくちゃ。」

そういつも自分に言い聞かせてる。

そして、新しく何かをつかみたい時は、何かを手放す。
私は、そんなに、出来がいい方じゃないからね。
手が2本しかないからね。