愛すべき、自分勝手な人たち

愛すべき、自分勝手な人たち

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エッセイ


岐阜に来ていました。
なんで岐阜?なのですが、なんでか、岐阜にくる風が吹いていたので、岐阜に来ることにした。

岐阜には、キューバンサルサの好きな友人Yさんと、ニューヨークからの古くからの友人Mの友人で春にNYで知り合ったAちゃんが紹介してくれた、彼女の友人でニューヨーク、ラテンアメリカ、パリ、コンゴ(ザイール)を放浪したり、住みついてコンゴの国民的バンドのツアーメンバーにまでなり、アフリカでマラリアにもかかって死にかけたパーカッションにストの女性Kさんが住んでいるので、彼女たちに会う事にしたの。そういう風が吹いたから。

ホテルのロビーに行くと、なぜか、NY在住のAちゃんが、一緒にいる。丁度、日本に滞在中で、前日にふらっと、Kさんに会いに来たらしい。

4人で会うのはもちろん初めて。
みんな、というか、Yちゃん以外は、ほんとに、自分勝手なの。笑えるくらい自分勝手。個性的なのはもちろんだけど、それぞれが、それぞれの違いを尊重しているというか、違って当たりまえ。御愛想で話を誰かに合わせるとかじゃなくて、話のテーマもどんどん変わる。で、みんなの唯一の共通点はラテンのダンスだったりするから、時々ダンスの話に戻り、足並みをそろえる。

それぞれが、自分を持っていて、ある部分とても大人で、ある部分がとても子供で。自分勝手だけど、なんか優しくて、NYのAちゃんはご主人がコロンビア人で、彼女はなんかさっぱりしたいい感じだけどいっぱい愛情持ってる人で、Yちゃんが日本人で、Kさんはアフリカ人の気質で、私も個性的でしょ。
一人一人の自分勝手な感じや個性が、あれは、あれで、調和して、楽しい時間だった。

コンゴ人の中で演奏をしてきたKさんが言っていた。
アフリカの太鼓は、実はすごく緻密に演奏されていると。
ひとりひとりが、確実に重要なタイミング、違うタイミングでリズムを刻む。その微妙なタイミングは「違う!」と、言われても日本人にはなかなか理解できない。彼らのタイミング、時間、というか。そのタイミングがきれいにはまると、エネルギーが膨張するというか、膨らむというか、不思議なエネルギーの膨張空間のようなモノが出来るらしい。それがとても宇宙的なんだと。それぞれが違う役割で、誰ひとり不要な人は居ないと。

あの時間は、個人主義の個性的な人たちが、それぞれの違いを尊重しあい、宇宙的とかじゃないけど、それは、それで調和が取れてた楽しいセッションだったと思う。違っている事を、それぞれが温かく認め、許し合うというか。なんだけど、自分勝手で。違う価値観や文化や常識にもまれてきた、愛すべき自分勝手なひとたち。というか。

楽しかったです。

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