キューバ便り⑫生きて行くに当たり、どの位の「モノ」が必要なのか

キューバ便り⑫生きて行くに当たり、どの位の「モノ」が必要なのか

CRYSTALLIZE
エッセイ キューバ



時々、通りのベンチに座って、ひとりで、ボーっとする。

「人間は、生きて行くに当たり、どの位の「モノ」が必要なのか。」
とか、考えながら、ハバナの商店に並ぶ商品を眺めたり、道往く人の服装や持ち物を見たり。

ボーっとしたまま見て、ベンチに座って、ボーっと考える。

「人間は、生きて行くに当たり、どの位の「モノ」が必要なのか。」
と言っても、あくまでも、日本で生まれ育った「私」が基準だ。

商店に並ぶ品物の種類は少ない。
でも、生活をするに当たり必要な物はある。

お金があれば、電子レンジも買える。

キューバに住む人たちの服装はちょっと時代遅れだったり、私の目から見るとダサかったり。でも、別に、ファッションが洗練されてないと生きて行けないわけじゃない。私は近年は、ユニクロばかりだし、あとは、友人のお下がりとか、結構着てる。

クラシックカーが走るキューバ。
と言えば、聞こえがいいが、観光客向けに手入れをされたすごくきれいなクラシックカーもあるけど、たいがいは、ボロボロ。

<ボロボロよ>



私は「マキナ」と言われる、現地の人が利用する乗り合いタクシーをよく使う。ルートがある程度決まってて、距離にもよるけど、50円から100円位。ボロボロのクラッシックカーよ。クラシックカーに乗れて嬉しい、とか、思う事もない。

よくもまぁ、こんな車が走れるものだ。とはいえ、人はあるものをなんとか使えるものにして使う事が出来るんだな。と。

ハバナの街の建物やビルは驚くほどボロボロで、よくもまぁ、今にも壊れそうなこんなビルに人が住めるもんだ、と、感心する。外見や階段などは廃墟のようだったりする。でも、部屋の中はキレイに手入れがされ、キューバ人は結構お部屋をきれいにしてて、快適にしている家が多い。でも、地震とか来たら、マジ、怖いぜよ。

マーケットや屋台に並ぶ野菜の種類も日本やアメリカに比べるととっても少ない。

フルーツ

フルーツを買いに行った



「無きゃ無いで、生きて行けるんじゃん」
モノにあふれた国で生まれ育った。。。モノに溢れてしまうようになった国で育った私はそんな風に一瞬考える。

でも、よくよく考えてみる。
私はキューバの人たちとは違う。

私は物に溢れて、物を持って、物がそれほど重要じゃないかもと感じて、物を減らしている。「物欲」がある程度満たされて、その上で出来るだけ必要な物だけに絞ってシンプルに暮らしたいと思ってる。

欲望や欲求が満たされた後に、また違う何かを探しているというか。

ひとつひとつの「欲」を満たしながら、「欲」を手に入れた時の幸福感は一瞬、もしくは数年であり、「欲」をさらに追う事で心が満たされると思ったり、「欲」では幸せになれない事に気づいたり。でも、何が自分の人生を幸せにしてくれるのか、どうしたら満たされるのか。解っているようで、解ってなくて、さまよう。私もかなりさまよったと思う。

今、私は、結構幸せだと思う。
孤独だったり、お金あまりなかったり、キューバに来てみたものの、疲れまくっていたりで、いろんな問題はあるけど、今は幸せだと思う。この近年の私は結構幸せだと思う。

自分の心に正直に生きている。というか、そう生きようとしているから。というか。
私にとってはとても大事なポイントだと思う。何時また、心が弱って、自分に嘘をついたり、自分をだましたり、誤魔化したりするか解らないけど、ね。

ま、孤独も、お金もそのうちきっと満たされるでしょう~。なのか、実はそれは一旦満たされて、それよりも自分にとって大事な価値基準があったのか。。。かもだね。

そうかもしんない。

☆アロマシールド製品はこちらから☆


月1回の気まぐれなメルマガ
☆登録してね☆





アーカイブ

サイト内を検索