カンクンの怒涛の10日間。

どう怒涛かとういうと、毎日ネット(仕事)10時間以上。そんな中で、ネットと物資的抑制の中で暮らしていた私は、「カンクンかなり居心地いいじゃん」。という事で、キューバですごくよくしてもらってるルイシートやダニーの家族に心を痛めながら、アパートを強行的に決め、カンクンに暫く住むことにしたのでした。

日本人はビザなしでメキシコに180日滞在が出来る。

 

キューバのコヒマル村に帰ると、ルイシートやジェシーがいつものように玄関の扉を開けててくれ、お土産や頼まれ物を渡しながら、カンクンに暫く住むことを改めて伝えた。近所にある大きなスーパーマーケットや今度住む家の写真を見せた。

ルイシート:「すごいスーパーマーケットだな!」
ショーコ:「牛肉がいっぱいだべれるんだよ!パンも色々いっぱいあるんだよ!家の近くにHOME DEPOもあるんだよ。なんだかね、アメリカみたいな所だったよ」
ジェシー:「素敵な家ね!牛肉いくらするの?私HOME DEPOが大好きなのよ!」

この茂みの中の家

ショーコ:「これ、お土産のトイレットペーパー。いつもトイレ借りて紙使ってるからね!あと、頼まれたお花の種だよ」
ジェシー:「ラベンダーがあるじゃない!ペーパーもいいわ!お尻が喜ぶわ!!!」
ルイシート:「ショーコ、仕事がやりやすくなるな。」
ショーコ:「うん」

 

私たちはしゃぎながら。目を赤くした。

 

向かいに住むホセが「ショーコ、今日は愛の日(バレンタイン)だよ」と言って私とジェシーにお花をくれた」。帰りしなに、「今夜はウチにご飯を食べにおいで」と。ホセは「ショーコはいつもお腹が空いたって言ってるよね」と笑う。

ホセ飯(^◇^)

大家は私の突然の引越に少し戸惑いながらも、「よく来る日も来る日もネットスポットと家とのあれだけの距離の往復をやって来たわ。キューバはテクノロジーが遅れてるから。カンクンに行くのはいいと思うわ」

 

たった半年のコヒマルでの暮らし。ほぼ毎日パソコンを抱えてネットスポットに行き、時には一日に2度も3度も。カンクンに居たら、こんな不便な暮らしもう嫌だと思った。でも、時間がゆっくり流れるコヒマルを歩いて、ルイシートやジェシー達の顏を見ているとアパートを強行的に決めて、チケットを購入して良かったと思った。もし決めてなかったら、私は動く決心が出来なかったかもしれない。

 

帰国してすぐに警察から電話があり、別れた彼が私に支払うべきお金を持ってきたから明日警察に来るように、と。お金を受け取ったら告訴を取り下げるように、と。

 

珍竹林のママは「あんたがカンクンに住んだら、これからいつでも連絡がつくんやね!あんたは何にも役に立ってないと思っとるかもしれんけど、ママはね、あんたにいつも夢を見させてもらっとるんよ。うちがあんたの拠点やからね。どうにもならん事なったら帰ってきてうちに住めばいいけね。社長(ママの旦那)もあんたの事は解っとるけ、好きな事しよるならいいっち言いよるよ。人はな、拠点があるから、安心して動けるんよ。」

 

アロマシールドの社長は「お‼今度はカンクンか!」「ウォルマートのビーフが安くて美味しいよ。アタシビーフが好きじゃない?」「・・・あ、そうだね・・・ビーチ好きだよね。」「違うよ!ビーフだよ!ソルトレイクでも大きなステーキ食べてたでしょ!」「あはは!
「アタシ変わってて本当ご免なさいね」「ショーコはどこに居ても仕事するから。キューバからでも出来たんだから心配してないよ。実はショーコを初めて紹介された時にとてもユニークな人だと聞いていたんだよ。楽しませてもらってるよ。君と仕事で来てよかったよ。」

 

ローズの発送をお願いしている福井の香英館の小林さんに、「ごめん!帰国やめた。暫くカンクンに住むわ。ほんと自由勝手でごめん!」
「自由勝手はせいなさんの特権ですから!カンクン住んじゃってください!」

 

ヨガクティール凪の理砂ちゃんは、「カンクンに暫く住むわ。アパート決めてきたよ」
「決めちゃいましたか。そう思っていました!」「でもこれからは連絡つきやすいからね。ディープストレスセラピーのモニタリングよろぴころんだよ!」

 

そして、こんな自由勝手なクリスタライズを信頼下さり、オイルをご注文下さるお客様に心から感謝しています。

 

カンクンに行ったら、もっと仕事がやりやすくなると思います。

 

4月に帰国はしません。
帰国する必要が無くなったの。それはまた改めてお伝えします。

 

コヒマル村のお店のお兄ちゃん。
「ICE(煙草の銘柄)を10個ね。como siempre(いつものように)」

「もちろんだよ!mi amor!!!」