まず、私のルームメイトはトルコ人のサディ君。トルコ人は親日と言うの、ほんと???
彼のひいおじいさんの時代、日本の事をとてもよく言っていたらしい。彼のお父さんが72歳くらいと言っていたから、ひいおじいさんと言うと、明治時代かな~。前にテレビで見たことがある、トルコの船が難破して日本人に助けられたこと、って、本当に学校で習うの? イラク戦争の時、日本人がイラクを離れるとき、トルコが助けてくれたんだよね?とか。とにかく日本人の事はとても良く思ってくれてる。
でも、私の事は、かなりの自由な人で面白がられてる。
で、ソマリア人のアフラさん。
ラテンアメリカで色んなものを行商してる人っぽい。かなりいろんな国に行ったことがあると。日本にも。
ソマリアってどんな国?
私あまり知らないし、ソマリアと聞いて思い起こすのは長く続いた内戦。でもその内戦がどうして起こったかも知らないし、すんごい危険な国な何だろうとか、そういう、「イメージ」。彼の話によると、その戦争もアメリカが絡んでいるらしい。
日本の事もとってもよく知っていて、戦争の事、侍の事、鎖国の事、日本人移民の事。士農工商とかの説明をしたり。アファさん大東亜戦争でのインドの事を話してくれたり。日本が無条件降伏をしたという事も知ってた。どうして日本が戦後復興して経済大国になれたのかとか、天皇陛下の玉音放送の事や、特需があった朝鮮戦争の事を説明したり。日本の国立大学の教授とも話したことがあるが、そういう人たちはアメリカ寄りの考えを持った人が多いと。
私はソマリアの事はあまりしらないのに、日本の事をたくさん知っていた。ありがたいと思った。多くの人が日本と言う国に関心を持ってくれている。異国の人に、日本人として、日本の何を話せるのか、大切だと思った。
何語で話すのか。
スペイン語と英語とごちゃまぜ。
みんな、それぞれのお国の言葉をもって、違う言葉で会話をする。違う角度からの見解や考えを聞ける。「アメリカ英語」だけでは見れなかったことが見れる。ある意味、「アメリカ英語」を学ぶのは、「アメリカ合衆国」が良いと思っていたからかもしれない。私はアメリカでコミュニケーションをとることを目的として英語を身に着けたのだと思う。
「世界中でこの国(キューバ)だけが独立をしている」
アフラさんはそういった。
サディ君は深く頷いていた。
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おまけ
名前忘れたけど、中南米で危ない蚊が流行ってるでしょ。
こういうのが月一に来て予防駆除しているらしい。