中学生の頃、父が修験道の山に入り、その頃から私の魂の世界への疑問と探究が始まりました。父、父の信者さんたち、また「オーラの泉」以降のスピリチュアルブームでであったヒーラーやスピリチュアルリーダー、チャネラー、セラピスト、といった方々に出逢いながら、40年以上経ちました。
気づいたことは、感情面や生活、人生になんらかの問題、歪みを抱えている人は依存をする、導いてくれる、教えてくれる、といった存在を求め、スピリチュアルビジネスにたくさんのお金を使っていることでした。
スピリチュアルビジネスでは、「ヒーリング」「リーディング」「インナーチャイルドワーク」「能力開発」「イニシエーション」また様々なグッズや「認定」また、その認定を維持するための費用などとても高額なものが多く、「ヒーラー」「チャネラー」「セラピスト」の方々のプロフィールには、「認定」がリストになっている方も少なくありませんでした。スピリチュアルや自己啓発に関わるものに費やした総額が、数百万円という方は少なくなく、数千万円という方もいました。
そういった方々の中には、自分はスピリチュアルな能力があると言うことを誇示したり、特別だと思っている方も少なくありませんでした。どうしてそういったことが起こるのか・・・。感情の問題、何かが拗れているということに、気づきました。
また、父は前世や先祖供養を得意として魂に関わることを生業にしていたため、家族や私自身、私の魂に関わる、前世や先祖の供養、整理を多くしてきました。また、「憑依」や「生霊」も多く経験してきたと思います。その度に、父に祓ってもらうのですが、キリがありませんでした。
2015年以降になりますが、供養を必要とするケースの多くが、前世や先祖の想い残し、「感情」が要因で、供養はある意味、前世や先祖の感情解放なのだと気づきました。
ヤングリヴィングとの出会い|アロマで感情解放
2006年ごろ。離婚をし、20代の殆どの時間を暮らしていたニューヨークに3ヶ月滞在しました。もう友人はあまりいなく、部屋で一人でヨガや瞑想をしていました。誰とも話さない日が何日も続くことがありました。そうすると、私の中の声や痛み、苦しみが聞こえてきました。その多くが忘れていた出来事や感情でした。それを嗚咽のように吐き出し、涙と共に吐き出し、吐き出しました。これが私の「感情解放」の始まりでした。
2009年、ヤングリヴィングエッセンシャルオイルに出会いました。頂いたそのオイルを適当に塗っていたら、過去のネガティブな記憶やそれに伴う感情が浮かび上がってきました。当時mixiというSNSの日記でそのことを書き始めました。すると、ヤングリヴィングユーザーからメッセージを頂くようになりました。彼女たちは、ヤングリヴィングのエッセンシャルオイルを使うい、ネガティブな感情が浮かび上がる経験が何度もあったのですが、それをいうことで「波動が低い」といったことを言われることを恐れて、黙っていたようでした。
当時、私の日記を楽しみにする人も少なくありませんでした。そして、「私も!」と、今まで言えなかった経験をシェアしてくださるようになりました。それから、レインドロップやニューロオリキュラといったヤングリヴィングのオイルを使ったセラピーを身につけました。体を触ると、その方の思考、思考のパターン、感情が感じ取れることを知りました。それは、私の持つ特有の一つの「チャンネル」だと気づき、またエッセンシャルオイルを使うと、感情の解放がしやすいことを実感し、エッセンシャルオイルを使った感情解放に特化したセッションを行うようになりました。
その後もヤングリヴィングの感情解放に関わるオイルや講習を受けてはみるのですが、私が感じている作用や理論と違うと感じ始め、またヤングリヴィングのアップラインとも揉め、また他のリーダーと言われる人たちにも陰で「魔がついている」「波動が低い」などと言われるようなこともあり、ヤングリヴィングをやめることにしました。
ヤングリヴィングには妄信的な会員も多く、やはりここでも多くのお金をオイルに費やし、高額なセッションや講習会が開かれ、特別感を持ったスピリチュアルに傾倒する人たちが多くいました。
私自身、ヤングリヴィングをやめた後、オイルを飲んだり、大量のオイルを使ったり、原液で肌につけることの危険をもっと理解できるようになりました。「ヤングリヴィングエッセンシャルオイル」はビジネスであり、多くのオイルを「消費」させることが核でもあるのだと気づきます。
その後、アロマシールドという元ヤングリヴィングの出版社を任されていた方が作ったオイルをを取り扱うことになり、ユタ州のオイル業界のつながりや裏話を知るようになりました。
どうしてあれほどまでに妄信し、ゲリーヤングを神聖視し、多くの量のオイルを原液で塗ったり、飲用できるのか、それも感情の問題や拗れが起因していることに気づきました。
周波数と憑依現象
私が行う感情解放は、多くの方々が考える「感情解放のワーク」「インナーチャイルド」の癒しなどとは違い、理「解」することで、手「放」せる」という「解放」で、よくあるインナーチャイルドの癒しのような作業も行いますが、その「チャイルド」を成長させるワークを行い、そこから自立、自律をするサポートを行います。そして、徐々に他者への期待や依存が少なくなり、自分の中の軸が育っていきます。
憑依は、憑依する霊や人と同じ周波数を持つことで起こります。ネガティブ、低い、と言われるような周波数は多くの場合、その人の感情やエネルギーが要因になります。理解し、手放すことができたら、それは昇華され、その人の中にその周波数がなくなります。すると、憑依は劇的に減ります。
2025年、変化の年|風の時代に
2025年になり、世界が大きく変化しています。社会のシステム、歴史の認識、情報の内容、価値観、多くのことが明るみになり、今までの常識が覆っています。地球のエネルギー、人間の持つ感覚やエネルギーも変化してきています。
よく耳にする「スターシード」といわれる、他惑星からの転生の魂も多く、「使命」という言葉だけが一人歩きしたり、掻き立てられたりしているように感じます。そんな中、その人の心と魂と体が調和できていれば、その人が何にならなくても、誰かを助けたりしなくても、自ずと誰かに気づきを与え、影響し、役に立つ。「使命」というものは誰かに「遣わされた」ものではなく、その魂が自分に遣わしたもので、その人がその人でであることで果たせるものだと思っています。
自分の命を何の為に使うのか。それは自分の中に軸を持たなくては進めない道のように感じています。今多くの魂が、そのような生き方を進もうとしています。
エッセンシャルオイルを使ったワークは、すべての人に適しているものではありません。体質はもちろんですが、加齢により、体の循環や消化の機能が弱まった方が大量のオイルを使うことを避けるため、お断りをしていましたが、2025年以降は50代、60代の方、ペットと暮らしている方々に対応できるよう、ローズオットーのみを使った感情解放もはじめます。(ローズは心、体、魂を統合させるワークに使います)
40年以上魂に関わる世界、業界を垣間見てきた中で私が疑問に感じてきた事の多くは「感情(心)」が要因となっていると感じています。自分と向き合い、自分の中で起こる感情を見つめ、その意味を理解した時、手放し、「心」と「体」、「魂」が一体となれた時、この世での歩みに不安がなくなり、宇宙に全てを任せ、自分を信頼して生きることが出来るようになり、心穏やかに一歩一歩、今を生きていく。それがこれからの時代、「風の時代」の生き方なのかもしれません。
そのための準備や最初のステップが「感情解放プログラム」でお手伝いできると自負しております。