日曜日の夜遅く、キューバに戻ってきて、翌日はとりあえず大事な大事なカップヌードル(←カレー味が大好きです)で丸一日しのぎ、火曜日に時差ボケで超早起きしたので市場に行ってきました。←月曜日は市場休みなんです。
9月の半ば、ハリケーンイルマが来て、鶏がいっぱい死んだらしく、それ以来、卵が買えないんです。
配給手帳を持っているキューバ人は最低限配給分の卵が買えるのですが、配給手帳を持っていない外国人の私は買えません。
まず、お肉屋さんにタッパを持って行き、ハムと豚肉を買い、野菜屋さんでレタスを買いました。←日本のように色んな野菜が常時ある訳じゃなく、ある時にある物しかない。
その帰り、配給品を置いているお店の前をべろ~んと眺めて、去ろうとしたら、
「何が要るんだい?」とお姉さんに(おばさんです)に声をかけられ、
「卵、買えないよね?まだ配給の人だけだよね?」
「60ペソで売ったげるよ」(270円位)と耳元で囁かれた。
「60ペソ?いくつ?」
「30個だよ」(通常1個1.10ペソ)
「え~、30個もいらないし」
「じゃぁ駄目だ」
「え~~~。でも欲しい。解ったよ。30個ね。毎日卵食べるよ」
「ここで買った事は言っちゃだめだよ」
「は~い(‘◇’)ゞ」
という事で、約2か月ぶりに、割高な卵を30個買う事が出来、抱えて帰ってきました。
卵が手に入った私は、卵と肉とレタスを家において、次はパン屋へ。
トゥラトゥラトゥラトゥララ~♪
隣のおばさんが
「さっき卵持ってたよね?どこで買ったんだい?」←いつもある訳じゃなく、買えない時は配給手帳があっても買えないので探す。
「あ・・・う・・・。これ内緒なんだ。私、外国人でしょ。今卵買えないんだよ。この卵は高いんだよ。こっそり売ってくれたんだよ」
「あああ!そうか!ここじゃ当たり前だからね」
パンはポソポソで堅いね。
5ペソ。25円位。←でもさ、日本のふわふわな食パン100円位でしょ。クオリティ考えると別に安い訳じゃない。このパンは残ったら乾かしてパン粉にする。
家に戻り、ルルルン♪と、マヨネーズを作り(←キューバでは安くないので、私は家で作る)、買ってきた泥だらけのレタスを洗い、ハムを挟んで食べました(^◇^)
酢を多めに入れたマヨネーズは酸味があり、とろ~っとして美味かったっす。←パン、ポソポソで堅いけど。
なんとか生きております(‘◇’)ゞ