ここ幾つか続けて、家族や親の影響を書いている。私の過去なんて、みんなに知ってもらう必要はない。

でも、こんな事が、子供たちの心や脳にどういう風に影響するのか、人生にどう影響するのか、そういう事に、真摯に気づいて欲しいんだ。

私はすごくStruggleしてきたと思う。日本語ではなんていうんだろ。

  1. 〔体を使って〕奮闘する、力を振り絞る
  2. 〔課題や困難などに〕取り組む、悪戦苦闘する・I like languages, but I really struggle with science. : 私は語学は好きだが科学には苦戦している。・We’re struggling with such a low profit margin. : 私たちは非常に低い利幅を何とかしようと苦労しています。・Firefighters are struggling to contain the blaze. : 消防士たちは鎮火のため苦闘している。/消火作業は難航している。
  3. 〔逃れようと〕もがく、あがく
  4. 〔人と〕取っ組み合う、格闘する
  5. 〔人が〕苦労して[骨を折って]進む

いつも思うのが、自身に対して肯定的な人と、否定的な人は人生が全く違う。どうしてなの?どうしてなの?と。

私は自分の苦しみや感情の中でStruggleしてきたの。

闘うためにたくさんの時間とエネルギーを無駄にした。

これは、人生を生きて行くにあたってとても無駄だったと思う。たくさんの無駄なエネルギーを使わないと生きて来れなかった。たくさん悩んで、葛藤して、自分への否定感や家族が私に送る否定感を受け止めながら。もし、私が自分がこんなんじゃなかったら、もっと、すっと進んで生きて来れたと思う。

最近頂いた問合せのいくつかが、私の気持ちに重くのしかかってた。

一人は統合失調症の女性。

あとは自己否定感や不安を持ったお母さんたち。

子供が小さいうちは、手一杯だと解るから、自分の事に集中する12週間のコースを受け付けない。走り抜け、という。

 

だけど、考えたの。

子供を産み育ててない、大変さを経験してない私に何が出来るんだろうと。

私に出来る事は、自分の経験をもとに、お母さんの感情を解放する事と、お母さんが自分を持ち、軸を持ち、少しでも不安なく、自分を信じる為の助けになるようなワークが出来ないかと。

時間的にも、きっとかなり難しい。

だけど、私の様に、悪気はなかったとしても親のかかわり方で、傷つき、ある時期には鬱になり、前になかなか進めない。たくさんのエネルギーや時間を無駄にする人生を送らせたくない。

私は子供がない。自己否定感を強く持っていた私は、私のような人間の遺伝子のコピーを作る事が嫌だった。こんなバトンを渡すなんて出来ないと思った。

 

そんな風に子供が欲しくない人がたくさんいると、日本は終わっちゃうよね。

自己肯定感が持てずにいる人たちがいっぱいいる日本は、卑屈で、悲しい、冷たい社会になると思う。

 

完璧な子育てなんてないと解ってる。

親が感情の問題をある程度克服出来たら、自己否定感じゃなく、少しでも肯定感が持てたら、子供たちの未来や日本の未来が変わるのかもしれない。でも、そのためにはまずは親の心のケアなんだと思う。

でも、わたしがやるワークは、一人一人としっかり向き合うので、3カ月で3~4人くらいしかできない。だけど、私にはそれ位しかできないんだよ。それ以上増やすと、一人に対する私のアテンションや向かい合うエネルギーが落ちる。

 

感情解放のワークを終えてよく言っていただけるのが、「今までこんなに自分と向き合ってくれた人はいませんでした」

本当は、子供の頃に親に向き合ってほしかったんだろうと思う。

たった12週間だから、私は向かい合えるんだと思う。

 

傷ついて、病んでいた私がここまでリカバリー出来た方法。

20代の頃にあんなにStruggleする必要が無かったら、私の人生は違ったとは思う。

とっても、たくさんの無駄な時間と、無駄なエネルギーを使ったし、無駄に人を傷つけ、困らせたりもしたと思う。

でも、一番困っていたのは、そんな自分に手を焼いていた私。

 

子育ての時間を考慮し、ワークの時間配分を少し長いスパンにして、通常よりゆっくり進めるコースをやる事にした。

 

私のあんな過去を知ってもらう必要はない。

だけど、あれはひとつのExample(例)で、どんな事が心にどう影響するのか、私の経験からもう一度深く考えて、子供の心と向かい合う心を持てるお母さんになって欲しい。

私のブログを読んでいる人たちの子供たちが将来、私の様に苦しんで、無駄な時間とエネルギーを使ってほしくないし、私の姉の様に自分の寂しさから人を傷つけて行く、我が子を深く傷つけて行くような人は母親は一人でも減って欲しい。