ある動画を見て、この家の増築部分の壁のビニールクロスを、「やっぱり剥ぎたい。漆喰にしよう」と、3日間、すごい頑張った。

ビニールクロスが気持ち悪くなったの。この家は特に、湿気の問題とかすごかったし、確かに、半分くらいの壁に漆喰を塗った古い日本家屋の部分と増築部分の空気感、こもる感じとかが全く違うの。

日本家屋の部分は多分、戦前、1930~1940年頃に建てたんじゃないかって思う。増築部分は多分だけど、平成初期じゃないかな。

夏が来る前、出来れば梅雨に入る前にやってしまわないと、夏は増築部分の部屋でしか寝起きが出来ない。エアコンや虫問題ね。たまたま友達に呼び出されたコメダ珈琲の隣が資材やで、漆喰売ってたから買って帰った。20キロ。

まずは、壁紙はがし。

壁紙をはがすと、裏側はじめーっとしてた。それと、隅っこの天井に近いところはすごく空気がモワっと、むわっとするの。ビニール袋で覆ってる、その中で暮らしてるって感じなんだ。

動画の銀ちゃんの話を聞いてて、確かに、アメリカ、キューバと暮らして、いくつかの国を旅したりで、滞在したけど、ビニールクロスを貼っている家や宿って、あまりない。あまりない、というのは、意識したことがあまりなかったから、確認できないでしょ。

でも、日本はビニールクロスが「当たり前」。

多分だけど、戦後の高度成長期とかに、そうなっていったんだじゃないかと思う。

今野菜作ってるでしょ。自分で作った無肥料無農薬の野菜は、味、栄養価、エネルギーが違うの。実際に自分で作ってみると、苗一つ、売ってる苗は肥料と農薬で立派に育ってる。野菜も、多分、虫がつかず、形が揃ったものが、大量に、効率良く出来るように、いろんな事をしてるんだと思う。で、そういう野菜の栄養価って、自然に育ったものとは違う。

延々と、壁紙はがして、漆喰を塗りながら、後片付けも大変で、そうこうしてて、ふと、「わたしたち、みんなは、何のために働いて、お金を稼いで、食べ物や家を買っているんだろう」と。

それらを買うために、働いて、稼いでいるのかもしれないけど、私たちは自分の体に良いものを買うのではなく、体に良くないかもなものを買う。そのために働く、稼ぐ。

私は、大学のとかの教育にもすごく疑問があるの。大学に行くために、奨学金という学資ローンを組む。そのローンを何十年もかけて返済する。大学に行ったからって、幸せになれる訳では無く、持っていた方がい有利かもな「資格」のようにも思う。その持っておくと有利かもな資格があると、社会で多少有利かもしれない。有利かもな社会で、会社で、お給料をもらって、住宅ローンを組む。

そういう、システムなんだろうな、って、思う。

戦後、私たちの国や社会は、何を基準に、何を求めて行ったのだろう・・・。もちろん、すべてが悪い事じゃない。だけど、良かったものというか、何かと引き換えに、失って行ったものが色々ある気がする。