最近、Diddyというラッパーが逮捕されて、という事件が、結構多分、エンターテイメント業界を震撼させてるかもと。感じてる。Diddyはありとあらゆるセレブと繋がりがあるみたいで、クインシージョーンズとも繋がりがあったみたいで、ネットで検索したら写真などがでてくる。

私は、音楽の人。というか、歌。

それは、自分の深いところが、多分魂が、そう言う経緯で、私は音楽を信じていれば、なんでかわからなかったけど、出会いや、道ができるの。「音楽で食べてないじゃない」と言われることはよくあるけど、お金のために歌うと、何かが違うと感じ、お金をもらった後に、すごく自己嫌悪に陥ったり、自分のバランスを崩すの。

音楽で食べてない。としても、私は多分、かなり、色んな人、世界的に著名なミュージシャンにも会ってきてる。数人のジャズミュージシャンとはとても親しく、心というか、魂で繋がっている、導かれているような不思議な出会いや、関係だったと思う。

彼らは、ジャズにかなり詳しくないと知らない名前かもしれない。だけど、彼らは、ジャズ好きならもちろん、ジャズを知らなくても、アメリカのポピュラー音楽や映画を聴いていたら、どこかで耳にしたことがあるかもしれない。

そんな私も、彼らと出会った時は、彼らがそれほど有名な人たちとの仕事をしてきた人だとは知らなかったし、実は、もともと1950年代以降のジャズをあまり聴かなかった私は彼らのことを知らなかった。

で、彼らを挟んで向こう側には、誰もが知っているようなミュージシャンや有名な俳優がいる。

私はアメリカの映画や音楽、文化にすごく憧れを持っていたので、彼らにアメリカの有名人の名前を出したりする事があったけど、多くの場合、スルーする。何もなかったように、話が変わる。

あ、だけど、ビリー・ホリディとエラ・フィッツジェラルドの話は、ミュージシャンとしての愛情と敬意があった。

あと、ジョン・べルーシ、ブルースブラザーズの俳優さんね。彼の事は、聞いた事がある。

サングラスした白人の、太った方ね。彼はもともと、コメディアンで、サタデーナイトライブという人気コメディ番組に出てたの。私がお世話になったあるミュージシャンのボブはその番組のバンドの仕事をしてたの。それで、彼は、ジョン・べルーシとドラッグ仲間でいつも一緒にきめてたんだって。

ある日、ジョンが来なかった。ら、翌日、彼が死んだと知ったと。

それを機に、その人は怖くなってドラッグを辞めたんだって言ってた。

もう一人の恩人のミュージシャン、グレイディはクインシージョーンズのバンドのドラムをやってたの。私はクインシーの音楽大好きだったから、クインシーの話を聞きたいけど、話題がすっとなくなるの。

ボブは、ジャズファンデーションという団体の理事をしてて、ある年、その団体のファンドレイズのコンサートがハーレムのアポロシアターであると知り、クインシーは理事長で、その夜登壇すると知ったの。ボブに行きたいっていうと、ボブは自分は行かないからって、チケットをくれたの。私の友達の分と2枚。パーティのチケットもくれたんだけど、パーティはVIPとそうじゃない人たちが分かれてて、私はVIPの会場に入れなかった・・・んだけど、当時の私はタバコを吸ってて、タバコを吸いに外に出たら・・・丁度、おつきの人のサポートでトイレに行くクインシーに出くわしたの。

で、一緒に写真を撮ってもらった。

席に戻って、友達はもう帰ると言った。私は、もうしばらく様子を見たいと言って残ったの。

その後、またタバコ吸いに行ったら、セキュリティの人が、「中(VIPの会場)に入りたいかい?」というので、「YEEEESSSS!」というと、入れてくれたの。

憧れのクインシーの所に行って、話しかけたの。

クインシーは、私の方に手を回して、ぐっと引き寄せ、耳元で「松田聖子を知ってるか?」って言うの。

松田聖子なんてどうでもいいから「知ってるわよ。日本人なら誰でも知ってるわ」と言った。

「俺の女だ」と言った。

松田聖子なんてまじ、どうでもいいし、じじぃの戯言と思って聞き流した。

で、また言うのよ。

「松田聖子を知ってるか」

「知ってるって言ったじゃない。それより、このケーキ食べていい?」

と、クインシーの前にあったケーキを食べる事にしたの。なんで、そんなことをするかと言うと、どんなものを食べてるんだろうって気になったのね。

で、私、会場をさる時にも、車を待つクインシーに出くわしたの。

「さっきはありがとうございます。私、子供の頃から、あなたの音楽を聴いてたの。あなたが1955年にプロデュースしたヘレンメリルのアルバムは何度も何度も聴いたわ」というと、ちょっと驚いた感じで、「本当か?」と嬉しそうに言った。と言うのも、そのアルバムはクインシーが初めてプロデュースしたアルバムだったの。

で、また、「松田聖子を知ってるか。俺の女だ」って言うの。

「そうなのね、わかったわ」と流した。

その後に、クインシーのドキュメンタリーを見たんだけど、彼の育った環境はすごくて、そこからのし上がっていく生き方ややり方・・・、ギャングみたいなもんかも、と思ってしまった。いいとか、悪いとかじゃなく、そういう世界というか。その頃から、クインシーへの憧れは幻想というか、薄れていくの。

じじぃの戯言と思って、あまり深く考えてなかったんだけど、娘の沙也加さんが自殺して、彼女の人生、幼少期に何があったんだろうって思って、松田聖子のことを調べてたの。で、1990年代に発売されたアメリカ人の元恋人が出した、暴露本を探して買ったの。

その中に、もう、すでにクインシーがでてきてて、松田聖子を狙ってるの。

で、松田聖子さんの周り、家族との状況とかも、嘘でしょ、っていうくらい、よくわからない世界だった。その元恋人が嘘書いてるのかなぁって思ったりもしたけど、ある日、「オールスター家族対抗歌合戦」という昔の番組の動画を見つけて見たら、義理のお姉さんの名前とかもちゃんと合ってるの。

で、その後、聖子さんが出したSEIKO JAZZ2というアルバムは、クインシーがバックアップしていたと知るの。

この記事、松田聖子さんのファンに叩かれそうな内容だけど、これは、あくまでも、私の推測ね。

松田聖子さんとDiddyは関連はないと思うけど、クインシーはあったと思うの。

Diddy事件のことは、この前の記事でも紹介したアメリカの日本語放送のABCニュースのダイジェストで知ったの。だけど、日本のニュースではほとんど取り上げられてないみたい。

私はラップのことはよくわからないから、スルーしてたけど、ラップ業界だけじゃなく、広くエンターテイメント業界に関連がある事件のようなの。誰かの動画では、マイケルジャクソンの元ボディガードがディディの元ボディガードをやっていたとか。その人の動画では、オプラウィンフィリーの事もチラチラ出てきてた。

彼女は、1985年にカラーパープルという映画に出てるの。その音楽はクインシーが担当ね。その翌年からトークショーの人気司会者になる。そこからすごい人気になっていくのね。

マイケルジャクソンは、クインシーと繋がりあるよね。

ジェニファーロペスはディディーの元彼女。

ディディー事件にJay-Zというラッパーが関与しているとかいう話も出てきてて、彼はビヨンセの夫。

アメリカのエンターテイメント業界、かなり、、、怪しい気がするの。

プリンスの死もなんか怪しいし、ホイットニーヒューストンも。

私が大好きだった、「オズの魔法使い」(1939年)のジュディガーランドはこの映画の時は16歳で、すでに子役としてすごく人気があって、子供の頃からMGMに薬漬けにされてたらしい。

大好きだった、ナタリーコールも、薬と戦った。
そういうことを知って、音楽を聴くと、作品の奥にある悲しみや虚が感じられて切なくなる。

マイケルジャクソンも、ホイットニーヒューストンも、クインシージョーンズも、すごく才能がある。だけど、キレイな世界じゃないと、感じてたけど、本当にヤバい世界なんじゃないかって、思うの。

Diddyだけが悪人ではなく、いろんな人が絡んでる。

数ヶ月前にジャニーズの事を色々調べてた。ジャニーさんは日系アメリカ人で、戦後、占領下の日本のアメリカ人たちの町に住んでいた・・・。スパイだったという説もある。GHQが日本に準備するように言ったものの一つは、音楽、エンターテイメントだったの。

エンターテイメントと芸術は違う。

純粋に心があるものは、「心があるもの」はなんであれ、良いとか悪いじゃなく「芸術」なんだと思うの。だけど、商売のための音楽や作品はエンターテイメントで、現実や大切なことから目を背けさせるための娯楽というか。才能のあるミュージシャンはその先で、名を売るために魂を売るか、という選択をしなくちゃいけないのかも。

そうそう、ローリングストーンズも、私はすごく疑問に思ったの。

キューバとアメリカの国境が回復した時、ローリングストーンズはキューバで無料のコンサートをしたの。キューバ人たちはすごく盛り上がった。スタジアムでの無料コンサートはすごく費用もかかったと思う。世界からそれを見にたくさんの人も来てた。その後、そのコンサートのDVDが販売されたの。国境が回復して、平和というか、世界がなんか、いい方向に行ってる感じ・・・を利用してるだけだったと気づいたの。

結局、ロックだとか、なんだとか、言っても、エンターテイメントビジネスで、無料をありがたがって喜んで見に行ったキューバ人たちはある意味、利用されたんだなぁって感じた。

 

憧れのスターたちの話を聞きたくて、ボブやグレイディに聞こうとしても、話をうまく逸らされていた。その意味が今ならわかる気がする。だけど、音楽は素晴らしくて、彼らはそれを誰よりもわかっていたと思う。だから、無邪気で無知で純粋な私を大切にしてくれたのだと思う。

 

エンターテイメントビジネス・・・。必要なのだろうか。と、私は思うの。

大切なことから目を背けさせたり、虚を売って、虚の夢を見させる。音楽というのは、非常に洗脳に使えるツールらしい。

私は、こういったエンターテイメントビジネス、業界も、大きな変化が起こる気がするの。

いろんなことが暴露というか、白日の下に晒されていくというか。今まで、憧れていた、成功とか、そういうのの概念、価値観も変わっていく気がする。