私が小学生のころには、シーナ&ザロケッツには「You May Dream」というヒット曲があって、すでにレコードを持ってたの。
私の名前はシーナさんへの憧れで、詩菜とつけたかったが、しらいし、しいな、は、し~し~しすぎてるという事で、父から却下され、征奈。と。なんとも硬い名前になったの。20年近く前の話し。
いつか、きっと、鮎川さんに会える、と、思いこんでいた、中学時代。
高校生から、フランクシナトラなどのアメリカの音楽に行きロックを聞かなくなったの。それでも、20代を過ごしたNY時代も、フランクシナトラやビングクロスビーを聞きながらも、いつか、きっと、鮎川さんに、逢える。と、なんか、思いこんでたの。もういっこ、変な妄想としては、いつか、一緒にざるそば食べたいと思っていたけど、これはまだ実現しない。なんで、ザル蕎麦だったのかは、未だに私にも解らない。
とにかく、妄想癖があったのか、変な夢見がちな子だったのか、未来を予知する子だったのか、は、解りませんが、いつか、絶対に会えると、潜在意識とかで、思いこんでたの。
去年九州に戻って来て、それが、現実化したの(ザル蕎麦はまだだね~)
私が21歳のころに一緒にお仕事をしていたピアニストのお兄さんが、私のマイミクで、鮎川誠さんのお友達、というか、年齢的に、音楽的に先輩に当たる方だったの。
もちろん、私は、子供の頃の鮎川さんとシーナさんへの憧れをこんこんと、話したの。(いつも自己中です)
そうしたら、あるイベントで、私が鮎川さんとシーナさんと一緒に写真が撮れるように、と、ちょっと脚が悪いんですが、来て下さったの。
えええええええ======!!!
きゃ~~~~~~~~っ。
生鮎川さんと、生シーナさん。
その後、去年の高塔山ジャムの打ち上げで、お会いしして、その一年後にまたお会いできるチャンスが。
速攻で、どすっピンで、自転車で、駆けつけたの。
去年お会いできたことがとてもとても嬉しくて、ひまわり持って。
そしたら、覚えててくれてたの。
びっくりした。
シーナさんが、
「あら~、ワイルドな子ね。こんな子が北九州にも居るのね」と。
で、なぜか、そこで一曲歌わせて頂いたのですが、ここ数年で一番緊張して、声上ずりそうになった。脚ブルブルだった。(笑)
今年、再び高塔山ジャムでシナロケを見てきました。
本当に、すごいな、って思うのが、まずね、鮎川さんがステージにギター持って出てくると、もう、エネルギーがね違うの。ほんと、カッコいい。64歳なんだって。
で、シーナさんが、本当に、本当に、私を驚かせるの。
ぶれないの。
全くの躊躇も不安もないのかもしれない。
ステージの上のシーナさんは絶対的なの。
センタリングが出来てる、と言うのはもちろんだけど、エネルギーがシーナさんの体にちゃんと宿っていて、そこから確実に発されるの。
私は、なんで?どうして?と、思いながら、ステージを観察するの。
いい人のふりとか、カッコつけとか、媚びたりとか、じゃなくて、みんなに、幸せになって欲しい、って言うのとか、出てくるエネルギーが、ポジティブなの。
インナーチャイルド研究家の私としては、どんな風に、育ったんだろう、どうしたら、あんな風に、ポジティブなエネルギーをはっせるんだろう。とか。頭の中、なんで?なんで?となってしまう。
彼らに逢う度に思うのが、すごく、すごく、すごく、普通の人たちなんです。
と言うと、ファンの方々に語弊があるかもしれないけど、全く、偉そうだったり、媚びてたり、上から目線だったり、カッコつけ、とか、無くて、捻くれてなくて、卑屈じゃなくて、そのままなんです。
私ったら、どんな人たちに逢ってきたのでしょうね。って思うような、発言だけど、いい人な感じの人は結構世の中に多いけど、ここまで、「あれ?」って思ってしまう位エネルギーに気取りとか、変なテンションが無いの。
鮎川さんの握手。
がね、また、すごいの。
しっかり、握ってくれるの。
多分、色んな人と握手してきたけど、こんなに、うざく無く、熱い、握手。って、珍しいと思う。
たいして、知らないであろう、多くのファンの中の一人の私に「がんばれよ、大丈夫だよ!」って言ってくれてるような、エネルギーなの。
びっくりした。
しょうこ、って名前覚えてくれてたのも、びっくりした。
でね、シーナさん、
「あなたね、ハチャメチャな子なんだからね。」
「あ、アタシ、ハチャメチャですか?」
「そうよ、あなたはハチャメチャな子よ。私もハチャメチャだったから、解るわ。がんばんなさいよ」
で、ぐわって、ハグしてくれたの。
びっくりした。
アタシ、なんか、うっかり涙腺が熱くなって、涙でそうだった。というか、ちょいと出た。
実は、最近、ちょっと、くじけそうだったんだ。
彼らの、純粋さと、優しさと、温かさと、熱さ、って何だろう。って思う。
本当にいつも驚かされる。
彼らに、接する事で、ぐずぐず生きてる、自分が、洗われる。
私だから特別、とか、じゃなくて、みんなに対して、同じように接する気がするの。
シーナさんのハグ、南インドのハグしてくれる聖者、のハグより、強烈な気がするのよ。
それとか、きれい事を言うヒーラーやスピリチュアリストより、なんか、すごいの。
飾りっけなくて、ダイレクトなの。そして、謙虚さを持ってる。
ロックに興味のないヒーラーな、君たちも、僕たちも、私達も、もし、機会があれば、鮎川さんと握手して欲しい。
南インドのアンマに逢いに行くのもいいけど、
シーナさんに逢って欲しい。
きっと、きれい事を言う、ヒーラーのセッションより大切なものに火をつけてくれる気がするの。
シーナさんをエッセンシャルオイルで例えたら、ローズしかないね。
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