Facebookを眺めていると、色んな人がいる。
みんな、何のために、何に向かって、生きているんだろう?と、時々思う。自分含む。

それぞれに、違う生き方、違う価値観、違う観点、違う興味、違う生活。
だからそれぞれなのだと思う。

ま、この近年の私は、結構、幸せだと思う。こんなに自由勝手に生きさせて頂ける環境を得ている事に日々感謝する。孤独と言えば孤独だか、今の私の頭と経験の段階では、自由と孤独はセットな気がするので、これでよしとする。

時々思うのが、先進国とか、経済大国と言われる国の人の方が、生きる意味、生きてる意味が解らなくなるんじゃないかなと。とりあえず「生きる意味」とか検索してみたら、スピ系とか自己啓発系のサイトとかブログに当たりやすい。

Wikiはその点、冷静な気がした。
人生の意義(Wikiより抜粋)

この問いは、経済的に豊かな国でほど切実な問題となってくる傾向がある。経済的・物質的に豊かな国の人々ほど、ひどい「空虚感」や「心のむなしさ」にさいなまれている人の数が増える傾向がある。アブラハム・マズローは人間は基本的欲求のすべてを満たして、ようやく「自己実現の欲求」といった高次欲求にかられ始める、と言っているが、「豊かな社会」は基本的欲求を満たしやすい社会なので、高次の欲求が発現しやすく、それが満たされない苦しみにさいなまれやすいという面がある、と諸富は言う。

マズローさん、気になります。

マズローさん、自己実現論「マズローの欲求段階説」、というのを出しています。

Wikiからですっ。

マズローは、人間の基本的欲求を低次から述べると、以下の通りである。

    • 生理的欲求(Physiological needs)
    • 安全の欲求(Safety needs)
    • 所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)
    • 承認(尊重)の欲求(Esteem)
    • 自己実現の欲求(Self-actualization)

↓ここだけWikiから抜粋。
自己実現の欲求(Self-actualization)
以上4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。
自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。すべての行動の動機が、この欲求に帰結されるようになる。
これら5つの欲求全てを満たした「自己実現者」には、以下の15の特徴が見られる。
1.現実をより有効に知覚し、より快適な関係を保つ
2.自己、他者、自然に対する受容
3.自発性、単純さ、自然さ
4.課題中心的
5.プライバシーの欲求からの超越
6.文化と環境からの独立、能動的人間、自律性
7.認識が絶えず新鮮である
8.至高なものに触れる神秘的体験がある
9.共同社会感情
10.対人関係において心が広くて深い
11.民主主義的な性格構造
12.手段と目的、善悪の判断の区別
13.哲学的で悪意のないユーモアセンス
14.創造性
15.文化に組み込まれることに対する抵抗、文化の超越

最初の2欲求、生理的欲求と、安全の欲求が満たされていなければ、色々考えて悩んで、自己存在の否定とか、鬱とか、なってる暇はないのかもとか。多くの現代日本人が置かれている段階は、社会欲求と愛の欲求と、承認(尊重)の欲求辺りなのかな。とか。

自己実現に至るまでには、最初の4欲求がある程度満たされるもしくは、どうでもよくなる域にならないといけないのかも。

どの段階に生きる意味や、充実感、幸福感、安心感、を持てるかは、それぞれの段階があり、その段階により、問題と感じる事が違う気がします。

マズローさんは晩年に「自己超越」というのを発表したそうです。

マズローさん
どうでしょう。

とりあえず、マズローさん(1908年4月1日 – 1970年6月8日)、私にとって、今、気になる男です。