この前、ちょっと気になって、XJAPANのTOSHIっていう人の事調べてた。
彼がはまっていた心理的なものは何だったのか、どういうグループに属していたのか。癒しフェアに参加していたので、私が今まで関わったスピ系とは似たフィールドというか、ある部分かぶってるんじゃないかな。と。
調べてみると、彼の場合は、洗脳、というのが入っているけど、マインドコントロールという部分は、彼自身がスピにはまっていく人の特徴というか、そういったパターンを見事に持っていたと思う。
”洗脳はマインドコントロールとは違い、主に物理的暴力(拷問のほか、薬物の利用や電極を埋め込む手術を含む)あるいは精神的圧迫(罪の意識の植え付け)などの強い外圧があるとされる。”
彼がはまったグループは、倉渕 透(MASAYA)という人が代表で「ホームオブハート」という名前で、彼はヒーリング音楽もやっていて、「レムリアアイランドレコード」というのをやっているらしい。不思議なスピで、よく目にするような単語が並ぶ。ありがちな名前。自己啓発セミナーをやっていたらしい。今もそれらの活動を続けているらしい。
当時のTOSHIの動画を見ていると、スピに、がっつりはまり始めた系の人と同じような表情、目、行動、言動だったりする。
別に、スピに限らず、流行に流されやすい人とか、カリスマに惹かれ易い人とか、人の意見に流され易い人とか、マインドコントロールにかかりやすいと思うの。結局、自分がない人というか。。。
で、なんで無くなったかというと、子供のころから尊重をされなかったんじゃないかな。とか。
彼は、売れた後に、家族とお金のトラブルや、色んな事あったみたいなので、元々家庭の環境は難しかったんじゃないかな。オトコ3人の末っ子だったのかな?多分周りの顔色見て、状況見なくては生きていけない様な環境だったのかな~、とか。
周りに合わせる事で、回避できる、孤立感とか、ハブられ感とか、とか、安心感とか。
そうそう、この前、読んだ脳科学の本に、
仲間外れにされた時、大脳皮質の一部である前帯状皮質が活動することがわかりました。検査の後、本人に「どれほそ疎外感を覚えたか」を尋ねたところ、前帯状皮質の活動が強かった人ほど、強い孤独感を感じていました。前帯状皮質は身体の「痛み」の嫌悪感に関係する脳部位です。これが発見のポイントです。つまり、手足などの体が痛むときに活動する脳部位が、心が痛むときにも活動したというわけです。
あと、この本には、人は社会的動物なので、社会から孤立したら生きにくいから、自分がのけ者にされているかを敏感にモニターする必要がある。と、書いてた。
ここは、どういった家族や社会に属していたかで、孤立感や孤独感の痛みの強さは違うんじゃないかなとか。自分を知り、他者の育った環境や価値観を理解することで、相手と自分が違うという事を理解したら、その時の痛みは違うんじゃないかな、とか。そうやって、それぞれ違うプログラミングが脳にされていくんじゃないかな。とか。
色んな事を、考えてた。
比較的、否定的な環境で育てられた私の経験から言うと、
やっぱり、仲間はずれは、きつかった。
自分と、そういった周りの人との違いや、そういう環境はかなりきつかった。
時折、自分の心に問う事で時々軌道修正は出来たと思う。
とはいえ、自分があまりなかった私は、よく人に相談していた。
これは、自分より他者を信頼していたんだと思う。自分の感覚を信じる事が出来なかったという事。
この数年は、
自分の中で違和感を感じたら、すっと自ら距離を置いて孤立を選んだ。
集団の中で、自分の考えを通す事、合わせられない自分は孤立を選んだ。痛みと罪悪感はあった。
でも、そうしないと、自分が解らなくなりそうで、周りには悪いけど、そうしてしまう。
昔は行き場のない感情や痛みを、その人にぶつける事もあったけど、最近は、すっと距離を置く。
今の時代、孤立を選んでも、世界中に色んなタイプの友達がいるから、最悪の孤独感は無かった。
他者と、共感できない、共鳴できない、事は、結構孤独だったりするけど、慣れたら、違うんだ、という事が解るから、違っていいじゃん。という事になるし、価値観が違いすぎる人や、やばそうな人達からは離れる事も簡単になったと思う。もっと自然に、大きな心でそういう判断が出来ればいいのだが、否定的な思考が根底に植え付いているからか、ちょっと、やり方がおおらかではない時もある。そうやって、ちょっとずつ、心の自立を学んでいっているような気がする。
この、孤立感というか、孤独感は、慣れていかなくてはいけないというか、個、である事を知っていくというか、理解していく事は大事な気がする。それが出来ずに、他者に答えを求めたり、依存をする人は、子供っぽい、と感じる事もある。
自分が、不安定な人は、マインドコントロールにはまりやすいんだと思う。
で、TOSHIの動画見ていると、「ホームオブハート」にはまっている頃の顔は、幼い子供のようでもあるの。