ここで、「プロ(フェッショナル)」の定義、お金を支払うお客さまに、サービスや技能を提供する人たちのこと。としますね。

中学生の頃から、父の仕事がら、魂の世界のことに関わり始め、40年以上が過ぎました。「オーラの泉」がきっかけなのか、スピリチュアルブームのようなものもあり、たくさんのスピリチュアリスト、ヒーラー、チャネラー、が生まれました。生まれたというより、生産されたという感じかな。

いろんな「認定」をもらえる講習があることを知りました。その講習を受け、ヒーラーや講師といった資格が得られ、認定をされるようでした。そういった講習や認定の費用は非常に高額で、講習や資格の段階もあるものも多くありました。また、「認定」を維持するには、数年おきに更新が必要なものもありました。

私は、講習会を行い、資格や認定を与える供給の側の人たちと、そういった資格や認定を得るお客様側とも出会う中で、古くからの方々は知っていると思いますが、かなり、あちらこちらでぶつかってきました。

おかしなシステムだけど、お客様側も、その資格や認定を持つことでヒーラーや講師としてお仕事を始めていました。資格や認定をつくる側の方とも親しい時期があったのですが、ビジネスなんです。そして、そこにお金をたくさん使う人の多くが、自分以外の誰か、理想の自分、誰かの役に立てる自分になりたいと思っているような感じがしました。それは、感情面の問題を隠していたり拗らせているように見えました。

型でしかなく、なんというか、カツラとか、つけまつげとか、一昔前だとブランド品とか、学歴や肩書きとか。でも、今の時代、そういったものが多くの場合、作られたシステムと価値観で、そこにお金が流れるシステムの、ようなものかなと。

そして、そういった資格や認定をプロフィールにリストのように書いている人たちも多くいました。それは、どれだけお金を使ったかというリストであり、自分じゃない誰かを自分より信頼しているのだと思いました。

それがおかしいと気づいてない人たちが多くいて、そういう人たちの方が多いから、ビジネスが成り立つんだけど、もしも、本当にその人の魂がなんらかのスピリチュアル的な使命のようなもので、導くとか、癒すとか、示すのであれば、それは、そういった講習や資格を販売している人たちから買えるものではなく、自分と向き合い、自分に寄り添い、他者と比べず、不要なものを一つ一つ手放すことで、その人の魂の光がその使命を果たすことを始めるんじゃないかと。

自分以外の誰か、権威、資格を自分よりも信じている人たち・・・。

そして、その人たちが、資格や認定を掲げて、ビジネスを始める。

そういう、自分を信じられない人たちで出来ている仕組み。これはおかしいんじゃないかと。スピリチュアル、霊性、といったものを勘違いというか、間違った形や方向に導いてしまうんじゃないかと。そういう仕組みやループもありだとは思うんだけど、そんなことをしていると、激動の変化が起こっている地球で、もともとライトワーカー的な、宇宙からの転生の魂の多くがそんなことをしていたら、ダメというか。ちゃんと軌道修正というか。お金を払って、誰かに繋げてもらったり、能力を与えてもらったり、開いてもらったり、じゃなくて、いろんなもの(感情)を手放して、心と体が合わさり、それが魂と合わさった時に、その人の魂がもともと持っていた、特性、能力というのでしょうか・・・そういうのが、ちゃんと結晶化されるというか、具現化されるんじゃないかと思うんです。それはCRYSTALLIZEの意味ね。

40数年こういう世界を垣間見ていて、そういう視点やワーク、サポートができる人って、すごく少ないと思うの。私は会ったことがない。でも、必要な人たちがいると思うし、そういった買ってきた、お金で与えられた能力のようなものって、危険だと思うのね。ほんと。その人たちは、魂の世界のことに強く惹かれたから、そこまでの多くのお金を費やせたんだと思うの。強く惹かれるには意味があると思うの。

そういう人たちの軌道修正。というか。そこまで魂の世界に惹かれるのなら、誰かをサポートしたり、助けたいのなら、買ってきた、与えられた能力ではなく、その人がもともと持っているもの、その人がありのままであれば、結果的に誰かの助けになったり、その人の生き方が影響して、導くというか、それはそうやろうとしてじゃなく、自然とそうなるんだと思うの。

わかりにくいかもだけど、説明するのも難しい。というのも、そうやってお金をたくさん払って、能力を買ってきた人たちは、それに疑問を持たないから、その認定を掲げて商売をするわけだから、それを信頼して信じているわけだから、私がいっている事の意味がわからないと思うの。

今まで、何人かのご商売にしているセラピストさんやヒーラーさんに、感情解放をした方がいいと伝えたことがあるんだけど、みんな断るの。不思議なもので、普通の主婦とか、OLさんとか、そういう方々が受けてくださることの方が多い。それは、多分だけど、そこまでたくさんのお金を払って、受講して、認定とかももらってるってことは、信頼というか、そのシステムや教えを信じているわけだから、それが違うというか、ちょっとおかしいとは思いたくないし、仕事にしている場合は、プライドとかもあるのかもとも思う。

だけど、今、これをちゃんと表に出して、そういう人たちの軌道修正というか、やらないといけない時期に来てる、時間がもうないと感じるの。

そういうプロの人たちが、私の感情解放の扉を開けようとしなくても、スピリチュアルに希望を持って、認定や資格をリストにしているヒーラーさんやセラピストさんのところに行こうとしているのを止められたら・・・とも思う。

そもそも、スピリチュアルに傾倒して、お金をいっぱい使っていく人たちの多くは、ほとんどは、自分を信じられず、自分以外の誰かを信じたり、導いてほしいと思っていたりで、感情に関わる問題をクリアできてない人たちなんだと思うの。自分を信じられる力を持っていたら、そういう資格や認定をリストにしている、それは、お金を払って買ってるのね、そういう人たちのところに行かないと思う。

今まで、ちょっと、見て見ぬ振りをしてはきた。そういう人たちに関わると、ちょっと面倒というか、その人たちは、自分以外の人を信じていて、自分の意思のようなものが希薄だから、自分より自分を信じる力を持っている人の言葉や意見に左右される。そういうのもあって、わたし、今まで色々陰で言われてきたりとかもしてきた。それを、その自分の意思のようなものが希薄な人は、親切そうにに教えてくれたりするんだけど、それがそもそもおかしいんだと気づいてないの。

私のワークは、3ヶ月以上かかる。並行して行えるのは2〜3人。だから、多くの人にはできない。だけど、ちゃんと、言っておかないと、もう時間がないなと。

感情解放のプログラムをすると、誰かとか何かとかになろうとしなくなる。

ただ、一歩一歩、自分を生きる。

そうなったら、私が言っていることの意味が理解できると思う。

考え方や価値観、基準を変えることは難しい。

結局自分で気づいて、自分で考えて、経験して、納得して、やっと変わる。

だから、このブログの記事では、文字では伝わらないと思う。伝わらない。読んだだけで、解ったつもりにならないで。でも、なんか気になったり、引っかかったり。そうしたら、それがきっかけになり、扉を開く。

必要なものは、すべて自分の中にあるはず。特に、50歳を過ぎると、もうわかるはず。

スピリチュアル関連の資格や認定を掲げたプロの方々と、そこへ行ってしまう方々へ。とりあえず、うまく説明できないけど、伝えておく。