感情解放プログラムをやりながら #2 の続き。

自分がとっても、変わったな、と、思うのは、人との付き合い方や付き合う人が変わったこと。
以前は、心配してくれる人やいろんなアドバイスをしてくれる人は、ありがたかった。今はそういう人がとってもうざい。

心配してくれる人より、背中を押してくれる人と一緒にいる事を選ぶようになった。
細かく私を気遣ってくれる人より、適当に放っておいてくれる人。
ただ、もともと、ネガティブな思考や依存心があった私には、以前は、そういう人たちの言葉は、ときどき無責任に聞こえる事もあった。

昔は、いろんな意見やアドバイスや、説教も、聞いたし、自分よりも賢そうな人の意見やアドバイスはありがたいとも思ってた。私は、馬鹿で恥ずかしい人間だと、本気で思っていたからね。けど、自分で考え、自分で選択する事がある程度できるようになったら、そういう人たちは本当にうざい。多くの場合、その人の経験からの意見やアドバイスであって、私という「人」を深く理解したうえでのアドバイスではない。ましてや、その人と私の生き方は全然違ったりする。人は、自分の経験を元にいろんなことを判断するんだと思う。

どんなアドバイスをくれようが、無責任に背中を押されようが、決めるのは自分で、その後の失敗も成功も、自分が受け取り、対応するしかない。
だから、自分で考えて、自分で決めるしかないんだと思う。

一見、無責任に見える、背中の押され。
自分で考えて自分で選択したら、自分で責任をとれるというか。

だから、自分で考えて自分で選択することはとても大事。
で、それには、経験や、練習、訓練もいると思う。
すぐに、鵜呑みにして、出来るようになることではない気がする。すぐに、生き方や考え方が切り替わる魔法ってあるのでしょうか。あったらそれは、「魔」の法かも。

感情解放プログラムをやりながら、私が今、すごく試行錯誤していることは、どういう風に、応え、どういう風に伝えたらいいか。
どこまで、手を出して、どこを自分でさせるか。自分で考えさせるか。

性格もあるだろうが、それより、段階がとっても大事な気がする。どの段階で、どういう風に伝えたらいいのか。段階が変われば、変わってくると思う。
性格といわれる事の、の多くは後天的要因で出来ていることが多い気がする。

失敗を恐れないでほしい。
いや、私も失敗コワイす。

でも、失敗するんです。
で、失敗したら、落ち込んでもいいし、苦しんでもいいと思う。
その時ほど、いろんなことを考える時ってないというか、すごい考えてほしい。

失敗を受け入れられないでいると、色んな歪が出来てくると思う。

で、その後に必ず立ち上がって、また笑えるんだと、私は信じてるの。
その時に、失敗ってすごいな。って思うというか。いい意味で。

失敗を怖がらないでほしい。
失敗をしたら、すごいいろいろ考えるチャンスが来て、次のステップに行く、過渡期というか。
だから、失敗したら、「うおっ!きた!」と、心のどこかで思ってほしい。

失敗しない人は、その枠や域から出られない。
でも、失敗して、その後どうするか、考えればその後、もっともっと、枠が広がると思う。

だから、失敗してください。

そんな感じの事を、20歳そこそこの女の子に言った。
彼女は、元気に、カナダのワーキングホリデーに旅立って行きました。

多くの、親や、友達は、失敗しないでほしい、と、その人に良かれと思って言って、くれている、のだと思う。
でも、それが、どれだけ、多くの思い込みや、不安を植え付け、枠や世界を狭くしているのか。

私の目の前にいる人は、私と全く違う人生を歩んでいる。
すべての人は、私と違う道を歩んでいる。
それを、私も、しっかり理解して感情解放プログラムをやって行きたいというか、行かなくちゃだな。と、自分で思いながら。
芽をつぶされそうな世界で育った私は、芽をつぶす事を無意識にするかもしれないから、いますごく一生懸命、真面目に色んなことを考えてる。