先日、感情解放プログラムを受けてくださった方が、「感情解放プログラム」のページの内容とは違うと言いました。
人は自分のことはよくわからないもので、自分でわかっていても他人には理解できないことが多くあります。
で、数日前に、また別の方とお話ししていたときに、「感情解放」の話になり、彼女は感情解放のワークをいくつか受けたことがあるらしく、「インナーチャイルドの癒し」が「感情解放」のワークだったらしく、スピリチュアル界隈でいわれる「感情解放」とクリスタライズの「感情解放」は違うということが解りました。←いいタイミングでした。
感情解放プログラムは、「インナーチャイルドの癒し」もやるのですが、大きな違いは、その「チャイルド」を成長させていき、その人と統合させて行きます。チャイルドを大人にする、というか、大人の階段を上らせます。この作業はとても大切で、この階段を上る覚悟を持つことができたら、徐々に自立をしていき、それまで「⚪︎⚪︎された」「してもらえなかった」、誰かのせい、何かのせい、ということを言わなくなります。これは、外に軸があるのだと思います。
ネットやSNSを見ていても、そういう人はとっても多いんです。
政府が悪いとか、誰かが悪いとか、あなたが悪いとか、そういう誰かを悪く言ったり、ジャッジメンタルになったり。でも、大人の階段を上る心の準備ができる時には、自分の中の軸を知り、主体性を持ち、自分自身を尊重し、他者を尊重し境界線を認識し始め、誰かへの依存や保護、理解を徐々に求めなくなります。
この、「大人の階段上る」作業は、俗にいう「インナーチャイルドの癒し」と大人の理解力を持って、過去の出来事を受け入れ、誰かが、ではなく、全てが自分の選択、無意識であっても自分で選択したということ。誰かのせいにするということは、確実にその人の中に弱さや狡さがあるのですが、それを理解し、受け入れないといけないので、そこに向き合うこともプログラムの中で行います。これらが大きな山で、受け入れるためには抵抗もするし、葛藤もします。12週間というのは一見ながそうですが、ここは、本当に山で、多くの場合、自分でも気づいてなかった感情や仕組みに気づき始めますが、気づいてないので、受講前に思ってもいないので、12週が長いように感じます。自分で見たくない自分の内面と対峙することになるので、途中で私のことが嫌になる人もいるかもしれません。私も踏ん張ります。
延長の費用がもったいないと、頭で理解をしたつもりになれば、この山は越えられないのというか、ヘリコプターでピックアップして山の向こうに行く感じかな。山の現実や、知恵や、体力をつけることが出来ません。が、ご本人が、それを選ぶのであれば、ヘリコプターもありだと思っています。
私は伴走というか、サポートはできても、その人にしかその山を乗り越えることが出来ません。この山の中で12週で足りないと感じ始めます。私は心の中で「自分を諦めないでください」と強く願います。そして、この山を越えられたら、見える景色や、考え方、観点が変わります。ひっくり返ります。
そうすると、「誰かのせい」にしてしまう、外の軸だった自分にすっかり気づき、もう戻れません。いえ、戻ってもいいんですが、だいたい、の場合、戻りたくないみたいです。
「インナーチャイルドの癒し」のワークでは子供のままでいることを許されるというか、そこまでなんです。
クリスタライズの感情解放は「癒し」ではなく、理解して手放す。
その感情がどうして起こるのか、理「解」が出来たら、手「放」すことが出来る。
「癒される」(される、は受動態)のではなく、「理解して手放す」。
そして理解が出来たら、大人の階段を上る。
幸せは誰かがきっと運んでくれない。
そして、少女だったと、想う日が来るのさ。
それが私の行う「感情解放」なんですが、自分では、自分のことは結構わからない。見えにくい。気づかせてくれて、ありがとうございました。
リニュアルしたページです。
追伸;いよいよ、すっかり、食品の値段が上がってきたので気持ちばかり、値上げをしました。ご理解くださいませ。m(__)m
写真は植木鉢に入りたがるリラです。