お問い合わせで、

ヤングリヴィングのアクセプタンスの様なオイルがありますか?

と頂いた。

アクセプタンスを調べると、
「アクセプタンスは自分自身の心の壁、他人の心の壁を越えてその存在を受け入れる心持ちを促す、という目的・・・」と。

ヤングリヴィングを使っていた時、持っていたけど殆ど使わなかったオイル。

私が、ヤングリヴィングを使い始めた頃、感情解放を感じた初めてのオイルはピューリフィケーションでした。

誰も、ピューリフィケーションが感情解放にいいとは言わないし、感情に作用させるようにブレンドされたオイルでもありませんでした。

じゃぁ、インナーチャイルドを使ってみたら、インナーチャイルドが刺激されたり、癒されたりするのかな、と思い、五感を澄まし、6感も、何度もインナーチャイルドを使ってみましたが、私のインナーチャイルドが刺激される事はありませんでした。

ブレンドの意図にフォーカスをし、フォーギヴネスを使っても、許しは起こりませんでしたし、トラウマライフを使っても私のトラウマが刺激される事はありませんでした。

あくまでも私の場合です。

質問を頂いて、どう答えたらよいのか、じーっと考えていました。

「自己受容」
さらっと、回答できる事柄じゃないとも思いました。

結論としては、ブルガリアンローズが一番自己受容をサポートしてくれるとは思いますが、

自己受容が出来ないのはどうしてか

そこが大きなポイントだと思うのです。

自分を受け入れられないという事は、言いかえれば自己否定があるのだとも思います。

また、自己受容が出来ていれば、自分の感情の事でそれ程苦しむ事もないし、感情解放はそれ程必要ではないのかもと。

「自己受容」という所が、私がやっている感情解放プログラムのひとつの目的でもあります。プログラムでは、段階を追って、自己受容をが出来るように、色んな物を解いて整理や準備をし、徐々に自己受容をするトレーニングの様な事をします。その時に使うオイルがブルガリアンローズです。

じゃぁ、色んな事を整理して、解いて、そういった準備をしないでブルガリアンローズを使ったら、自己受容が出来るかというと、出来た様な気になれる時もあるけど、根底から変わるという感じではないと思う。

何と、回答しようかと考えながら、自己受容には、やっぱりブルガリアンローズだと思うが、安くもないブルガリアンローズを簡単におススメしても、根本的な部分をある程度クリアしないと「自己受容」がすんなり出来るとは、あまり思わない。

どうして自己受容が出来ないか。

育ってきた中で色んな形での、まずは他者からの存在否定が行われていたのではないかと。その多くは、多分、まずは家族によるものだと思う。

家族というのは、ある意味、その人が育った環境で、「自然環境」の様なものだとも思う。そこであった価値観や考え方、行動の仕方、立場の作り方、その中での生き方、それは結構奥深く、しみ込んでいる。いろんなケースやパターンがある。

そういった物をベースに生きてきて、生きている上で感情的に不都合が多く起こっている人達が、自己啓発やスピリチュアル、ついでにクリスタライズの「感情解放」という言葉に引っ張られるのだとも思う。

自己受容が出来ていて、自分の存在がOKだったら、もっと現実的に自己実現の生き方をあまり迷う事なく進める気もする。

自己否定があったり、自己受容が困難な人達にとって。

自己受容への道の険しさを・・・多分、プログラムを受けた人は理解してくれていると、おもふ。

アクセプタンスの様なオイル。ブレンドの目的を見る限り、私が勧めるのは、ブルガリアンローズ。

でも、ブルガリアンローズを使うと簡単に自己受容が出来るのかというと、やり方がある。段階がある。順番がある。

そして、自己受容が出来るようになると、他者を受容する事もやりやすくなる。

そんな風に私は感じています。