サンテリアのガイドに言われた、家で行うプロテクションとクレンジング。
はちみつ
アスセナ(お花)
卵の白身
カスカリーヤ
これをミックスして、体中に塗るの。
その後、シャワー。
それを3日行う。
はちみつや卵の白身を体に塗るの?ってぞっとしたけど、やってみると平気で、気持ちいいエネルギーでまさに白魔術!って感じでした。
サンテリアの浄化とプロテクションを受けてから私の周りの重い黒いエネルギーは感じなくなり、家で3日間言われたことを行った後は、気にならなくなりました。
キューバ人の友達に、サンテリアの呪いの話をすると当たり前のように、会話が進む。彼らの中にはそういったものが当たり前のようにあるんだと感じました。
私たち日本人は、お盆にご先祖様が帰ってくるとか、きっとキリスト教徒には理解できないかもしれないけど、私はお盆にご先祖様帰ってきていると思います。お盆じゃなくても守ってくれていると私は信じてる。仏壇にお茶やお菓子をお供えすると、ご先祖様は喜んでいると感じます。
だからサンテリアの呪いや魔術もきっと本当にあって、彼らは彼らのやり方でその見えないエネルギーに対処して生きているようにも感じました。
キューバは革命後すべての人に教育を与えています。
でも、家庭での教育は私の目からはあまりないと感じています。ネットが無いから、情報が制限されているからと言ってるのに、本を読まない人も多いです。図書館に行けば本はあるそうです。語弊があるかもしれないけど、そういう人たちは哲学を考えたり、自分で考えるリソースも少ないのであまり深く物事を考えられない気がします。そういう人たちにとって、宗教は手っ取り早いのかもしれない。それは、日本でも同じように、自分で問題を考え処理できない人たちは新興宗教やスピリチュアルにはまっていく気がします。
言い換えれば、キューバではサンテリアに、生き難さを感じた人が入信するケースも少なくない気がしました。その多くはビジネス化しているし、日本のスピリチュアルビジネスに行く人達と大して変わりが無いように私は感じました。
だから、安易に「キャ~黒魔術?」なんて思わないでください。
スピ系の人達も似たようなもんだと、私は思うんです。
スピリチュアルビジネスにお金を費やすより、自分と向き合ったり、本を読んだり、自分で考えたり、哲学書や聖書やタルムードや仏教の本などを読んだり、イスラム教やインド哲学とかもいいと思う。自分の心と体で体当たりで体験して、心に痛みを覚えたらそれを見つめて、心理学や社会学、歴史にも興味を持ったり、もちろんニューエイジ系の本や自己啓発系も読んでいいと思う。きっと生きる方法や意味の何かがろ過されて見えてくると思う。
生きる、どう生きるか、生きる意味とかって、そう簡単に解って実践できる事じゃないと思うの。悟るとか。
魔術やおまじないでは到達できない、人間としての生き方。
水晶のブレスレットしたって、その本人がしっかり自分を知り、自分を持っていないと何の意味があるのか解らない。でも、私もそんなのを通過して今の私がある。いっぱいお金使ったと思う。そんな中で自分が変わる最も大きかったきっかけは感情の解放作業だったの。
ここキューバでは、何かあった時に、サンテリアのガイドのコネクションを持っていた方がかなりいいと思いました。魔術や呪いはこの国の結構当たり前のようです。