あまり、人さまが書いた記事を紹介しないんだけど、この記事は私にとって大切にしたい事が幾つもちりばめられていて、記事の場所を忘れてしまわないようとっさに、Facebookにアップしたの。ぜひここでも紹介したいと思った。

とりあえず、この部分をピックアップします。

「あなたがそのままでそこにいるだけで、実はどれだけ人のためになっているか」と伝えたい。自分の価値に気が付いた時に初めて、隣の人が輝いていると気が付くの。だから、誰かの価値を見つけるために、まずは自分の価値を見出さなくてはなりません。まず、自分が幸せになってから、人を幸せにしてあげられるということね。

 

「自分の価値に気づく」

日本人は自己肯定感が低いとよく統計などでも言われる。クリスタライズのお問い合わせやお申し込みの際によく頂くのが「自己肯定感の低さ」。

私自身が自分に価値がないと思って生きてきた人だった。親や社会の在り方が結局は影響しているのだと思う。だけど、周りのせいにしても仕方がない。誰かのせいにしている限り幸せにはなれない。

自己肯定感をどう自分の中で育てるか。

自己肯定感が持てない様な環境で育った場合は、根底の「思い込み」を変えなくてはいけない。正直に言ってそれは簡単じゃないと思う。アファメーションで塗り替えたと思っても、根底にある「自己肯定感を持てない」要因に気づき、しっかり向かい合い、それを解いて、理解して、精神的な自立を一歩一歩始めるんじゃないかと。

日本は、そういう精神的な自立を育てるプロセスが著しく欠如している気がするの。

不幸だとか、生き難いとか、自分の人生こんなはずじゃなかったとか、思う様な人のほとんどは、自分の中に軸がないと思う。

自分の価値を見出すためには、「自分の軸」を持つことから始まるんじゃないかと。

そして、「自分の価値」に気づく事が出来、「自分の価値」を信じる事が出来るようになったら、他人と自分を比べたり、無駄な競争意識は無くなる気がするの。

でも、とても残念な事に、「親」がその子の「価値」に気づかず、その子を信じられず、他のきょうだいや、他の人たちと比べながら子供を育てたりする。それが根深い「信念Belief」となり、その子の「自己」をこじらせる。

私はよく言う。「人の事なんてどうでもいい。まずは自分」

そんな事を言うと、既存の「人の為」という一見美しそうな、正しそうな価値観を持った人は私を自分勝手な人だと思うかもしれない。

でも、自分が満たされなくては、自分の心が欠乏感に苛まれているのなら、まずは自分の心と向き合い、自分を大切にしないと、「我慢をしている自分」は人の幸せを心から喜べなかったり、人の事を大切には出来ない気がするの。

そもそも、自分を大切にする方法が解らない人は、他人を大切にする方法も解らない。

クリスタライズでの仕事、特に12週間のコースの中では、自分を感じ取り、自分の軸の基盤を作る事をゴールにしている。12週間は長いと、みんな最初は感じるらしい。でも、「思い込み」の向こうにいる、何十年も忘れられた「自分」を見つけて取り戻して、自分の中に鎮座させる作業はそんなに簡単な事じゃない。

自分の中に「自分」が鎮座して、自分の軸を感じながら生き始めたら、吉田さんの言葉がより立体的に心に響いてくると思う。

そして、新しい挑戦はいつも「怖い」。

でもその怖い世界に飛び込むと、なんとかそこで泳ぎ切ろうとか、おぼれない様に手足をバタバタさせる。泳ぎ方を考える。そうやって、知恵や筋力が付いていく。そしてそれを乗り越えたり、やり切った自分を、なんとなく誇りに思える。それが自分の自信にもなる。

自分の価値に、「自分が気づく」。

「自分」が気づくことが大事。それにしっかり気づいたときには、自分の中に自分がいて、自分の軸がしっかりあるんだと思う。

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今日の写真は。この前、家の前の花壇のバラ、一つのお花にカナブンが4匹もいて、驚いたので写真撮ってみたの。バラちゃん、モテモテ。