セラピストを応援したい。

セラピストをサポートしたい。

以前はそんな気持ちもありました。

またそういったシステムを作った方がビジネスにおいてセラピストにとってもクリスタライズにとってもよいとも思いそういう形を考えて仕事をした時期がありました。

みなさんもご存じの通り、上手く行かなかった。

私としては「アロマで感情解放」を看板に掲げている以上、クリスタライズのサイト経由でお申込みいただく7割くらいの方が「感情解放」に興味をお持ちだとも思います。

「感情に触らずにオイルトリートメントのみをする」、「お客様に上から目線で解ったような事を言うな」という事を理解してくれたのはヨガクティール凪のリサちゃんだけでした。

いえ、りさちゃんも、一時期、「多くのスピ系セラピストのようにやらなくてはいけない」と焦り、勘違いた時期がありました。

他のセラピストさんに関しては「折角紹介してもらったけどスピっぽい変なこと言われたからもう行かない」という報告も時々ありました。

 

クリスタライズ、私は、とてもスピリチュアルだと理解はしています。それを感じ取ってか、どれだけ「スピ系」を斬っても、スピリチュアルに惹かれる人がクリスタライズに集まってきます。

自分を「誰かを助けるライトワーカー」と思い込み、それが使命だと思い込み、自分の中の弱さやずるさから目を背け、上から目線でアドバイスをする「ヒーラー」は少なくないと感じています。多分、その人の中にコンプレックスが残っているからそうなるのだと思います。

「ヒーラー」「ライトワーカー」とは、誰でも簡単に「自称」する事が出来ます。

もし、どこかの団体や組織が「認定」を出していたとしても、そういった「認定」の多くは、その組織や団体のビジネスのひとつだと思います。そういった認定を並べている人たちは「自分に自信がななくどれだけお金を使ったか」という事の目安もしくは「自分のビジネスとしてうまく利用している」と私は見ます。

もうすでに「ヒーラー」と名乗り、仕事をしてきた人は、今更、自分の弱さやずるさ、コンプレックスと向き合いやり直す勇気のある人は少ないのだと、この数年で実感しました。彼女たちのそういったプライドを尊重しようと努めた時期もありますが、結局私は傷つけたり、ぶつかってしまいす。

この仕事で一番大事な事は、「人間としての謙虚さ」だと、私は感じています。

「謙虚さ」というのは、自分の弱さやずるさや小ささを受け入れる事や自分自身を見つめる事、また広い世界に目を向ける事から育っていくのだと思います。広い世界を知る事で、自分が如何に無知でちっぽけかという事を思い知らされます。また「謙虚さ」は自分の中に「静かな強さ」がなくては持つ事が出来ない事だと感じています。(自己肯定感がない人は「卑屈さ」になる)

 

私は、12週間のコースをとても大切にしています。(※この1~2年で以前よりワークは深くなっています)

12週間を通して、自分の中の弱さやずるさ、悲しみ、コンプレックスと向き合い、その要因を探していきます。そして本当の「自分」を感じ取り、受け入れ、一歩一歩歩む事を始めてくれます。でも、今までセラピストとしてバックアップをしてきた人、バックアップを依頼した人で、12週間のコースを受けた人はりさちゃん以外にいません。彼女たちは勧めても色々な理由をつけて断りました。自分と向かい合いたくなかったのかもしれません。

そういう彼女たちに、紹介するにあたり「ヒーラー」とか、「ヒーリング」とか「エネルギーを入れます」とか、「カウンセリング」とか、出来れば入れないでほしいと、伝えた事もありますが、それがしたい、そう名乗りたい彼女たちを私は抑圧をしていたのかもしれません。

それでも、あの頃はビジネスとして何とか互いによくなればとも思っていましたが、でもやはりそこは譲れない。

「宇宙がこう言うから」「前世がこうだったから」という誰かの言葉や、どこから聞こえたか確認が取れない様な言葉をむやみに受け入れる事、それは自分との向かい合いや自分の弱さとの闘いからかけ離れていくようにも感じています。

生きていて、楽しい事や嬉しい事ばかりじゃないと思います。

辛い事、しんどい事があって、泣いて、苦しんで、悲しんで・・・。悩んで・・・。

それがあるから、コントラストの様に楽しく、嬉しい、そういう「感動」を心の底から感じられるんじゃないかと。

自分の弱さやずるさをしっかり見つめ、自分の力なさを知り、喜びに出会い、自分を振り絞り、また一歩を歩み出す。

 

見た目も態度も、謙虚さと程遠い様な私ですが、そういう事を大切にしています。

 

実は、先日りさちゃんから久方ぶりに連絡がありました。

去年の秋に、自分の選択に向かい合いう、現実と向かい合うという感じの課題の様なものを投げかけてずーっと音沙汰がなかったんです。

潰れたか・・・と、気になっていたら、自分としっかり向き合い、決心と覚悟を決めて、ある事にかたをつけ、次のステップに向かっているという報告がありました。

何かが伝わって、一歩一歩歩もうと頑張っているんだと思います。

 

クリスタライズがセラピストをバックアップするという事は、今後殆んどしないと思います。もし、私からセラピストとしての何かを学びたいと思うのであれば、感情解放の12週間のコースを検討し、自分の中の弱さやずるさと向き合う覚悟をしてください。

「スピ系」であることより、「ヒーラー」であることより、自分自身と向き合い、自分の弱さやずるさを知り、人としての卑屈さではなく「謙虚さ」を持ったセラピストとして一歩一歩歩むことが、結果としてスピリチュアルなヒーラーになるのかもしれません。

「スピリチュアル」も「ヒーラー」もただの言葉でしかありません。言葉は飾りにでき、なんでも言えます。

言葉よりも、その人自身、人間性がお客様の心(魂)に触れ、誰かを「癒す(Heal)」する「人」になって欲しいと願っています。そのためには、自分がまず癒され、感情を解放し、何かの認定に頼るのではなく、自分の足で歩くことだと、クリスタライズ的には思います。

そして、それが出来るようになったころには、もうその人にはクリスタライズは要らないかもね。

そうなってください。

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ちょいと、セッションします。

セッションスケジュール(2019年8・9月)