昨晩、ほんとに気分が重く・・・。
そんな時は、布団に潜る。寝ると頭がすっきりして、また新しく考える事が出来るの。
今朝起きると、「わたしは、やっぱり、嫌いなんだ」と。
植木を見ながら、コーヒーを淹れながら、洗濯物を干しながら、キッチンを磨きながら、漠然と「嫌い」と、嫌な気になっているもののかけらを整理する。
ジョージフロイドに関するニュースやムーブメントが嫌でしょうがない。
昨晩は気分が重く、布団に潜ったのに、iPhoneをいじりながら、気になる事を適当に調べてしまう。
多分だけど、あれは次の大統領選挙への仕掛けな気がするの。
ジョージフロイド氏を発端としたムーブメントに何を求めているのかがバラバラで、人種差別を軸やきっかけにしてとにかく混乱を作りだしているように感じるの。
あるニューヨーク在住のジャーナリストは、彼らの一つの焦点は警察の予算の削減を求めているという。
全く意味が解らない。今回の騒動の中、暴徒や略奪が沢山起きた。そんなことが起こる国や都市で警察の予算を削減するとどうなるのだろう。
警察にもおかしな人は結構いるのかもしれないけど、おかしな、危ない人達、危険が、少なくとも日本よりかなり多い国だと思う。
私も、ぽつぽつ危ない目には合った。空き巣に入られたり、地下鉄で脅されてお金とられたり、スリに遭いかけたり・・・。知り合いは殺された。
ニューヨークに住んでいた頃は、いつも体のどこか、毛穴というか、張ってるの。張らせてるというか。スイッチが入ってる。無意識に。それでもやられる。やられた。
とはいえ、色んな国や場所に行く割に、決定的な危ない目に遭わなかったのは、ニューヨークで身に付けた感覚の習慣が体の中や感覚にあるからだとも思う。
2000年以降のニューヨークは驚くほどに安全な街になっていた。とはいえ、日本の安全さとは全く違う。それは監視システムや、規制、経済状況などなどのいろいろな枠(システム)の中でそうなっているだけで、危ない人やおかしい人が根本的にいなくなったり、改心したりしたわけではないと思うの。
社会のシステムとして人種差別を無くしたとしても、個人の中の差別、区別、嫌悪、といったものはなかなかなくならないと思う。それに人種という事ひっかけるのはいとも簡単で、それを「人種差別」だという人はなくならないと思う。
ジョージフロイド氏には、5つくらいの前科があり、とてもNastyなポルノ動画にも出てる。
「黒人の命が20ドルなのか」という声もよく聞く。どうして20ドルなのかと言うと、20ドルの偽札を使おうとしたようだ。
そもそも、偽札を使うという事が、私たち一般な日本人の倫理観では理解が難しい。
コカインか覚醒剤かを摂取していたらしく、コロナの陽性でもあったらしい。
覚醒剤はあまりアメリカで聞かなかったので、多分覚醒剤ではないとは思う。これは日本人が書いていた記事だったので、コカイン、ヘロイン、その他な薬物なんだと思う。
私は、「ドラッグとヤクザには手を出さない」というマイルールがずっとあったので、ドラッグの事はそれほど詳しくない。とはいえ、大麻なんかは結構普通の人たちがやってるし、コカイン、ヘロイン、LSD、マジックマッシュルーム辺りは身近に数人いたし、決め込んでる人ともしらふで一緒に遊んでた。彼ら(一応友達)は私に無理に勧める事は無かった。
私のピアノの先生(日本人)はハーレムに住んでたんだけど、アパートの前にはいつも注射針とか、何かしらの薬物の残骸が散らばってた。
日本でもドラッグは色々と出回って入るようだけど、ニューヨークではもっと身近だった。
多分、アメリカはそういう国だったりするのだと思う。
大手のニュースをちょこちょこッとチェックすると、ジョージフロイド氏のそうった側面には殆ど触れてないようだ。もちろん、日本の大手ニュースもそういう事は報道しない。
そもそも、大手のニュースにフェアネスの様なものはあまりないと思ってる。
誰かが、「自分は正しい」と思って、思い込んで発信している情報も、それはその人のフィルターを通したもので、それぞれにそれなりに偏りがあるもので、鵜呑みにしてはいけないと。
私のフェイスブックは、結構色んな人、人種がいる。アメリカに住むアフリカンアメリカンやヒスパニックも少なくない。だけど、今回のムーブメントに賛同している様な感じの人はそーんなに多くは無い。居ない事はないがほんの一部。
私は民主主義というのがあまり好きじゃなくて。好きじゃないというより、信用してないの。
民主主義って、力やお金がある人たちが、いろいろな手段、手法で大衆の意識を操作して、「自分で選んでいる」と思わせながら、コントロールしている気がするの。
力やお金がある人たちがコントロールをしている。それは簡単に変えられない。もちろん私にはそんな力も根性もエネルギー、覚悟とか無いので、そういう世界があるんだな、そういう世界なんだな、と思いながら、そのシステムの中で、日本のいち小市民として、享受できるところは享受し、逆らっても無駄な事に正義を主張しない、ようになった。
「民主主義って、力やお金がある人たちが、いろいろな手段、手法で大衆の意識を操作して、「自分で選んでいる」と思わせながら、コントロールしている気がするの。」
これに怒りや疑問を持ったからキューバに行ってみた。住んでみた。だけど、アメリカに反することでアメリカがやる制裁で経済も生活も本当に大変なの。その暮らしの中から生まれる人々のフラストレーションや不満もみた。
そういう現実を私なりに理解できた時に、「日本のいち小市民として、享受できるところは享受し、逆らっても無駄な事に正義を主張しない」。そんな人になった。
私が考える「正義」なんて、しょせん、薄っぺらいのだと思うの。世界の仕組みは、私の様な小市民に理解できるような簡単なものじゃないと、思うようになった。
ジョージフロイド氏の弟は「暴力を止めて投票しろ(選挙)」と言っている。まさに、今回のムーブメントの目的は選挙に影響させる(たい)ことだと、私は読んでるんだけど、正直に言ってフロイド家は知的な家庭環境ではないとは思うのよ。
政治を語る事がちょっと賢いのだと思っている人もいるかもしれない。だけど・・・、あまり賢くない人ほど語る、正しさや、正義を主張するように感じるようになった。
自分が無知だという事を知らない人ほど、正しさや正義を主張してしまうんじゃないかと。狭い知識や世界しか認識できないと、その外にもっともっと色んな事や事情があるという事に気づかないと、自分の無知さに気づかないのかもしれない。
門司区という所で育って、北九州市という街に息苦しさを感じて、ニューヨークという都市に住み、埼玉県で主婦をした。結構旅もした。で、キューバで気が済んだ。
どれだけ、正当性や正義を、私なりに考えたとしても、世界の仕組みを私は全く理解できてないし、出来る事も無い。そう思い知った。
世界を変えるための知識も、財力も、力もない私は、ただ日々に感謝し、当たり前ではない事に感謝し、今あるシステムの中でどう「私」を生きるか、暮らすかという人になった。
私は「やっぱり、嫌なんだ」。
何が嫌で、こんなに嫌な気持ちになっていたのかと整理すると、解ったつもりで、自分が正しく賢いと思い、正義や正当性を主張する人たちとそいういう人たちを利用して権力や富を操作する人たち。そういうシステムがとても嫌いなんだと。
スピの時も、ヤングリヴィングの時も。似たようなものだと、思う。人間はそういうシステムを作るのかもしれない。利用されている側も、踊らされている人も、踊っている人も、今のその人はそうしたいのだろうし、そうされたいのだろう、とは思っても、ときどきイラつく。
いつも、いつも、思う。多くの人が、他の人たちに流されないでしっかり自分の頭で考える人になって欲しい・・・。いや、彼らは流されたいのかもしれない。流れに乗りたいのかもしれない。
「欲しい」は私の願望で、他者への期待。その想いの中でイライラしてしまう私の愚かさと弱さ。未熟さ。
私は、自分の愚かさと弱さと、未熟さで嫌な気分になって日々を過ごしているだけなのかもしれない。
そういう事で、また自分と向き合って、自分の未熟さと向き合って、時々アニメでも見ながら暮らそうと思う。
アイスコーヒーが美味い季節になってきた♡
アイスコーヒー用に深煎りに。美味いっす(∩´∀`)∩