フェリーだと早朝に大阪南港に着きます。

そこから阪急電車で京都の嵐山に向かいました。8時頃に嵐山駅に到着し、そこからバスで鳥居元というバス停まで行きました。「奥嵯峨めぐり」といって、嵯峨野の奥の方を巡るコースがあります。「化野念仏寺」に向かって歩き、ガイド時代に印象に残ったお寺の一つ「祇王寺」に向かいました。

念仏寺の近くを通って祇王寺へ向かいます

朝一番で、まだ開いてなく、お寺の前でしばらく待っていました。

新緑がきれいです。

平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が出家し祇王寺に入りました。その後祇王の後に清盛の寵愛を受けた仏御膳もこのお寺に入ったそうです。祇王のお母さんと妹も子のお寺に入ったそうです。小さなひっそりとした、静かな尼寺です。もみじの新緑と苔も美しく、こんなにきれいにしていられるのは、お掃除の方も大変だろうなとちょっとお話を伺ったりしました。

ガイドの勉強で来たのは18歳の時、その時はどうして出家してお寺に入るのか全く分かっていませんでした。今ではなんとなく、わかる気がします。

この後は、ちょっと平家から脱線します。

奥嵯峨を巡り、天龍寺の方へ抜けます。その途中、二尊院というお寺に立ち寄ってみました。

ここでも人が少なくゆっくりのんびりとお寺を見ることができました。こちらでもお掃除の方と立ち話を。

二尊院は小倉餡の発祥の場所だという事で、ぜんざいを食べる事にしました。新緑がほんときれいなの。

日曜日だったので二尊院を出る頃には観光の人たちも増えてきました。
有名な竹林の間を抜けて嵐山へ。

嵐山電鉄に乗って、北野天満宮に行ってみました。

途中、にしんそばを食べて、

行ってみたかった金閣寺へ。

ガイド時代は修復か何かで見れなかったんです。今回は、去年だっけかに屋根の修復をしたらしく、その際に金箔もある程度修復したらしく、またお天気も良かったので、すごくきれいでした。

建物に金箔を貼るなんて、権力のあるお金持ちというのは、なんだかすごい事をするんだなぁと思いました。権力のあるお金持ちだから、あんなにきれいなものを作る事もできるんですよね。

この後、京都に住むニューヨーク時代のルームメイトと合流し、ホテルにチェックイン。

3日目は、東山にある「長楽寺」に向かいます。