この家に引っ越す時。
物価も上がりそうだし、エネルギーもこれからどうなるか解らない。自分で食べる野菜くらい作れた方がいいんじゃないからしら。って思ったの。
気候がよさそうな、大分県、長崎県、熊本県などなどの庭のある空き家バンクとかも色々調べたけど、「空き家」はそのままでは住めないものが殆どで、田舎となると車がないとどうにもならない。
ふと、下関の賃貸物件を見てたら、下関って庭付きで安い物件が結構あるんです。坂が多くて、車が入れないともう物件としての価値がすごく低くなるみたい。それでこの古民家を見つけたんです。
庭も結構広かった。
立派な池とかがあった家。
で、去年自然農で種(種入れた土団子)まいてみたら、全くダメだった。
で、次に自然農法で畝を作って、雑草を使って育てるというのにしようと思ったの。でもやっぱりなんか育たない。調べてみると、雑草にも色々種類があるらしく、ウチに生えている雑草の殆どが「地下茎」といわれる、地下で茎みたいになって、育っている根っこだったの。
庭をひっくり返す勢いで、地下茎を抜いていった。んだけど、木の根っことかもすごくはびこってたの。
そんな中でも、ルッコラは育った。
きゅうりもまぁまぁ育ったけど途中で病気に。
トマトは知らずに大玉トマトを買ってしまい、ほとんど育たなかった。
カボチャもだめだった。
茄子もだめだった。
パプリカも育ったけど2つくらいしか取れなかった。
インゲンはだめだった。
秋に白菜植えたけど、全くダメだった。
2023年もそれでも、トマトとか苗を買ってきて植えた。
5月の終わりに「菌ちゃん農法」というのの動画を見てて、これだったら、ウチにあるものでやれるのかもと。
古竹、薪、枝、葉っぱなどなど。そういったものを畝に入れるの。
そうする事で、庭も片付く・・・!
切った木や枝、葉っぱ、腐った木やらがいっぱいで、池はごみ箱みたいで、池やその周りにそういったものがいっぱい積み上げられてたの。で、それを焼くことも出来ない。困ってたけど、菌ちゃん農法ではそれを畝に埋め込むの。
ついでに、家の裏には落ち葉が腐葉土になり、それが泥になってしまったものが積みあがっていて、水はけがひどく悪くなってたの。
なんか、「ピンっ!!!」ってきた。
この、ごみになった枝や腐った木などを、積み上げて、家の裏の土を積み上げて、とりあえず、適当に畝を作ってマルチをかけてみて、そこにズッキーニやレタスを植えてみたの。
そしたら、去年とは比べ物にならないくらい、しっかりズッキーニが育ちだしたの。
で、これは、庭も片付くし、見事に自然の循環を利用できると思い、いくつか畝を作ってみたの。
まだまだ、試行錯誤中だけど、とにかく、庭が片付くのと、自然の循環でこんな事が出来るなんて、庭、滅茶苦茶で、諦めてたけど、庭が片付き始めたの。
やっと、庭と野菜の展望がちょっと見え始めたの。
レタスとズッキーニが食べれるようになった。
嬉しいんだ。
「生きる力」をまた身につけたかも、って。
ズッキーニとトマトの間にあるのは摘芯したバジル。以前買い置きしたドライトマトのペーストにクリームチーズとオリーブオイルを混ぜて自家製パンにつけて食べる予定。
その横は摘芯した大葉。
葉っぱはサニーレタス、ルッコラ、チコリのベイビーリーフなど。トマト以外全部ダイソーの種だね。
ズッキーニはどうする?なんだけど、海外に住んでると、ズッキーニを色々代用で使うんですよ、天ぷらとか、浅漬けとか、昨日は焼きそばに入れたわ。ピクルスできるし、生食でサラダにも使えるらしい。あれば、色々使えるんです