リトリートのお申し込みがあり、せっせこ、家を整えています。
この1年半、特に初めの1年は泣きながら、というか、何度くじけそうになったか。だけど、私にとってはとても居心地がいい、緑や土、鳥の声がすぐそばにある暮らしになりました。
数日前、数年前に感情解放を受けてくださった静岡に住む方が突然、下関に立ち寄るというので関門海峡を少しご案内して、私の家でコーヒーを飲みました。
感情解放のプログラムをやったことが、本当によかったと。感じてくれていて、嬉しかった。
あのプロブラムは申し込む時には全く気付かなかった、多分その時に話をしても理解できない方向を目指します。プログラム中には何度も、こんな事やってどうなるだろう、オイルは役に立っているのか、途中でやめようかとか、そんな事を思ったらしいです。
本人が見たくないところに向かいます。本人も気づいていないところ、というか、本人は見ないように鍵をかけているところ。だから、プログラムはとても大変なの。
その向こうに、「自分」っていう結晶がキラッとしてるの。その自分は多くの場合とても繊細で、無邪気。だからとても傷つきやすい。
だからいろんな葛藤や抵抗が起こってなかなかそこにたどり着かない。
どこまで自分をあきらめずに向かい合えるか。その過程で、何度もプログラムが嫌になるかもしれないけど、私を信頼して取り組んでくれるか。
自分をあきらめない事と、私を信頼してくれること。
それがとても大事なんだ。
彼女は40代の時に受けてくれたんだけど、延長になって16週になったと言ってた。
その期間が長かったかって訊くと、はじめは長いと思っていたけど、長くなかったと。16週必要だったと。
何十年もかけて積み重ねてきた生き方や考え方を・・・解いていく作業。
16週かかったとしても、受ける人も私も必死に向かい合ってる。16週でも短い。だけど、気力と体力がそんなに続かないし、だらけていく。だから12週間としていて、4週の延長まではするとしてるの。区切ってる。区切る事で、気持ちの上で「自分に決着をつける」と真剣になれると思う。
私を信頼して、感情解放のプログラムに取り組んでくれて。下関に立ち寄ってくれて、ありがとう。
また、来てね。
今度は二泊三日で、ゆっくり語り合いましょ。
写真は今庭に咲いているかわいい雑草。