キューバから帰って来て。ニューヨークからも帰ってきました。で、またキューバに帰りたい。
キューバで私は確実に元気になった。オイルを駆使しても乗り越えられなかったものがキューバで癒されました。
踊る事や当り前の温かい家族の様な日々。キューバには日本で当たり前にあるものが無く、日本に無いモノがあった。みんながどうしたらもっと心が癒されるんだろう。オイルだけでは限界があるのか。オイルなしではどうなのか?全く違う作用をするように感じるの。
サルサっていうダンスは、人に見せる為、パフォーマンスをする為のダンスじゃなくて、自分が楽しむ為のダンス。相手と一緒に踊る。相手がハッピーだったら、そのハッピーももらうというか。そして、音楽がハッピーだと思う。サルサ、特にキューバの音楽は踊る為にあるの。踊っていると、色んな事がどうでもよくなる。キューバは日本とは正反対の国というか、精神性があるというか、真面目に考えすぎて心が病んでしまうんだったら、ちょっとくらいいい加減になってもいい気もする。友達との待ち合わせとかは5分前とかに行かなくても、15分位遅れてもいいと思う。何でも相手の期待通りに出来なくていいと思う。そういう違う価値観や世界を知ってほしいというか。
どうして、15年もビーチにも行かず、水着を着なかったか。
歳とってて、太ってるし。
恥かしい。公共の場で人々にこの様な身体をさらすのは罪悪だというか。で、己を知っているとそんな身体出せないでしょ!
って、思ってた。
でも、あの国に行くと、ま、いいか、ってなる。私達がどれほど、細かな事や周りを気にしすぎて自分自身を卑下してるか。というか、キューバの人達に私たちの気持ちって理解できる回路ない気がする。
この半年、ラテン人が理解できず、振り回されてたりもしたけど、気が付いた事は、世界中で日本の様な特異な国は無いんじゃないかな。と。日本人の真面目さや几帳面さが日本のある種の価値でもあるけど、それで、病んでしまうんだったら、少しいい加減でいいと思う。生き方に遊びや楽しみがあっていいと思う。
家族は、血が繋がっている人だけじゃない。って、感じさせてくれる人達。
オイルで自分の過去の感情を感じたり、知ったり、気付いたり、分析する事で納得する事も、私たちの性質上とても大事だと思う。ここで、納得できるかできないかで、誤魔化さずに前に進めると思うの。
でも、どこかで、それを手放す、忘れる、どうでもよくならせる位楽しいシステムを取り入れていくというか。
キューバは、モノが無く、情報も規制され、お金も無い。バラエティに富んだ素晴らしく美味しいモノも無い。現実は厳しい事がいっぱいある。でも、音楽とダンスがある事で、彼らは救われている気がする。
分析をして納得をして、ある程度納得をして、ダンスでぶっ飛ばして、楽しくなって欲しい。楽しい人達と踊ってほしい。
で、いつか、キューバに来てほしい。
キューバに行くなら、絶対に、踊りを少し知ってて欲しい。
踊ると踊らないとでは、あの国を楽しむのに雲泥の差があるんだよ。
違う価値観を体験してほしい。そうすると、どうでもよくなるものも色々あると思うの。
◆ニューヨークのダンススクールで出来た友達。のアルバム 踊ると友達ができるんだよ。
まさか、こんな方向に物事が展開するなんて思っても無かった。ローズの力なのか、だったらローズ売りまくるけど(笑)、まだ解らないのよ。でもね、この半年、すごい展開だったと思う。まさか、こんな流れでキューバに辿りついて、癒されて、色んな発見をするなんて。
オイルと、ダンスと、違う価値観の体験。
そんな事やこんな事を考えこんでる。