約7か月の旅から日本の家に帰ってきて1週間。

7か月の間、
スーツケースとバックパックの荷物だけで暮らせていた。
バックパックは補助的なもので殆どスーツケースと言っても過言ではないかも。

このサイズのスーツケース
このサイズのスーツケース

温かい場所にいたからもあるけど、
服はスカート2枚、ショートパンツ2枚。
タンクトップやTシャツ6枚ほど。
下着は多めに持って行ったけど、結局パンツ4枚、ブラジャー4つあれば十分暮らせた。
必要なデータはPCとクラウド内に。
本はタブレットの中に。
キューバでは、
生理用品、毛染め、シャンプー、石鹸、最低限の文具用品、化粧品の予備、
そういった物は日本やカンクンから持って行った。
エッセンシャルオイルは15種類ほど持って行った。

シンプルだったと思う。

帰ってきて、自分の部屋を見て気が狂いそうだった。
それ程沢山の物を持っていないと思っていたけど沢山の不要だと思えるものがあった。
近々引っ越しをしなくてはいけないという話も出てきて、荷物を減らさなければ引っ越しも大変だしシンプルに暮らせない事に気づき自分を追い詰めた。

旅をしている間、荷物を増やす事は自分の負担になる。

7か月の間、たったあれだけで殆ど問題なく暮らせた。
それが現実だと思う。

昨日のメルマガにも書いたように、私はまだ混乱しています。
アメリカ主導の資本主義の中で植え付けられた「豊かさ」
アメリカから経済制裁を受けていたキューバでの物資の不足から生まれたであろう「豊かさ」
その両方が持つ、問題。

それ以外にも、今までの自分の中の価値観の観点が色々と壊れかけてる。

気が狂ったように、色んなものをゴミ袋に入れた。
それでもまだまだ荷物がある。

アメリカ主導の資本主義の中で植え付けられた「豊かさ」
とはいえ、アメリカが開発したもしくは管理したテクノロジーも駆使して暮らしてる。
物資の「豊かさ」の裏側には力のある資本主義の国による搾取や戦争もある。

私がショックを受けて混乱していることは、ブログで伝えられる程シンプルな事じゃない。
だから、もうちょっと時間をください。

いろんな要素を、いろんな角度から、自分の頭で考えて、自分がどういうスタイルやバランスで生きて行くのか決めたい。