ここの所、潜水状態が続いていて本当にすみません。
↑沈没ではないんです。
メルマガなどでも伝えている通り、
価値観が大きく揺らいでおりました。
クリスタライズはアロマを売っているのですが、
私自身が、自分が「どう生きるか」という事をとても重要に考えていて、
それがクリスタライズの軸になっているとも思います。
先日、歴史や世界情勢やらなんやらがやたら好き私が
某所で初めて会った30歳前後の女性たちとそういう話を勝手にガンガンやっていたら、
そういう事を考えた事も知ろうと思った事も無かったけど、とても興味深い。
歴史は暗記するものだと思っていた。
どこから入ればいいのですか?
と、聞かれました。
私は、「家族の歴史」から入ることを勧めました。
「自分」が生まれ、「今の自分」になるまでにまず「自分の歴史」があり、
その「自分」が出来るには、両親が作った環境や時代背景があります。
また、その両親ができるには、祖父母たちの歴史があります。
ここにも時代背景があり、世代によって価値観は大きく違います。
自分の家族の歴史は暗記する物ではなく、
直接自分に関わりがある「物語」です。
まず、これは「血」のルーツの歴史。
海外によく行ったり、色んな人種とかかわると、
いろんな違和感を持ちます。
違和感という物を私はとても大事にしていて、
自分が違和感を感じる時にはそれを深く掘り、比較したり、分析をします。
そういった違和感は、今までの自分の中の常識と違ったりします。
「日本人」という民族的なルーツや歴史、環境や日本での情報で
自分の中にいつの間にか育った物が多くあります。
それも、時代で違っています。
で、違和感は、「自分」が誰であるか、という事を教えてくれる気がするです。
自分のアイデンティティというのかな。
私の場合は、日本の人と一緒にいても、違和感を持つことはよくあります。
多分、独自な生き方や経験、観点を持っているからだと思います。
で、異人種や異国で違和感を持つと、
必然的にその国の歴史や背景、宗教などなどに足を突っ込んでいきます。
そうすると、比較するためにも自分の国の歴史も必要になってきます。
そうやって、どんどん、はまって行った私でした。
で、少しずつ色んな事を知り、
自分の無知を知ります。
そうして、「自分」や「違う他人」を理解していく。
また、歴史などを知ると、
それに伴い、世界のいろんな仕組みを少しずつ知って行きます。
私が今、潜水して見つめているのはここです。
自分がどう生きるか、どう考えるか、どう行動するか、に繋がる、
自分の軸となる部分が無ければ、
「自分」を責任持って生きる事が出来ないようにも感じるのです。
「自分」が感じ、考え、選択するには
親や教育、社会で与えられ、
植えつけられた、
もしくは育てられた価値観ではなく、
自分で体験、感じて、考えるという作業が大事ですし、
そのためには、経験と情報と知識も必要になのだと思います。
それらは「データ」となり、そのデータを基に考えたり判断したりするのだと思います。
スペインからの植民地支配後、
アメリカに搾取をされてきて何十年も独立の為の内戦があった中米のグアテマラと、
56年間、アメリカからの経済制裁に耐え忍び、
盾を突き続けた社会主義の国キューバと、
資本主義の骨頂のアメリカ合衆国。
私が今年、旅で感じた多くの違和感や気づきは、
今まで見えなかった世界の側面を見て来たのだと思います。
その側面もあくまで、「日本で生まれ育った白石昌子」のフィルターで見て感じて考える事で、
ほんの少しを見てきただけだと思います。
コンサルなどのクリスタライズのお仕事をするにあたり、
私の価値観が大きく揺れ動いている時にお客様の心に向かい合う事は出来ませんでした。
皆さんが見守ってくださっている中で
こうやって自分流の旅ができた事に心から感謝をしています。
資本主義社会で生きている以上、
ちゃんと仕事してお金も稼がなくちゃです。
自分の心と出来るだけ足並みをそろえながら、
白石昌子流のクリスタライズのビジネスをしていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。