ここの所、また暫くブログが開いてしまいました。
ギター弾いたり。
色んな事考えてたり。
ギター弾いたり。
なかなか、ギターの音色が癒してくれるんだわ。でも、弾けないっというストレスもあります(笑)
そう、色んな事を考えていた。
この数年で、情報の量が本当に増えたと思う。
あの情報から、この情報へ、そのまた派生して、色んな事が、いろんな角度から知る事が出来る。
例えば、芸能界のニュースも、今まではプロダクションがコントロールをして、メディアがコントロール出来たけど、あちらこちらから、色んな事が言われる。本当の事なのか、ガセなのか、推測か、思い込みか・・・。
世界中のニュースも、今までは大手メディアからの発信だったのが、ひとつのニュースを取っても、あちらこちらから、いろんな角度で、いろんな立場と観点で、色んな情報が流れる。
ワタシ事ですが、最近の私は、ギターを弾いている。
さだまさしやってる。
ぼーっと、さだまさしの歌詞を聞きながら、歌いながら、自分が日本人しか理解できないであろう感性を持っている日本人だと感じる。
何が起こったのかというと、アメリカの魔法が完全に溶けて、言いかえれば戦後からのアメリカの洗脳だというのか。
生まれてから、ずっと、アメリカを追っかけて育った気がする。音楽、映画、食事、文化、考え方。父は何でもほんの少しだけ早かった。核家族化も、自動車での暮らしも、食文化も、新しい物や文化が比較的早くわが家には入って来たと思う。邦楽はあまり流れない家だった。小学生の頃から西洋のポピュラー音楽を聴いていた。
まず最初の洗脳は親からだと思う。
オリビアニュートンジョンが大好きだった私は、映画のグリースを見て、アメリカに憧れた。当時まだ殆ど普及してなかったビデオデッキがあり、テレビでグリースを録画して、何度も何度も見た。
ジョンレノンが死んだ。
サイモン&ガーファンクルがセントラルパークでコンサートをした。
そんな家だった。そんな世代の親たちだった。それがいいとか悪いじゃ無く、そんな時代だった。
だから、アメリカを追っかけた。
かなり追っかけた。
そしたら、とうとうかなりの深い疑問が出てきて、気付いたらキューバに行ってしまった。
そして、私のアメリカの魔法が完全に溶けた。
見事な洗脳だったと思う。
それはそれで私はかなり幸せでもあったと思う。
でも、解けてしまったら、ぽっかり穴が開いた。
今まで、信じて来た、価値観が崩壊した訳だけど、魔法が解けたという感じ。
多くの情報にリーチ出来る今日この頃。
色んなニュースを追っかけたり、調べたり。
知れば知るほど、あれ?と思う。
ほんとはどうなんだろう。
誰が、どこの国が、何をしてきたんだろう。どんな企みだろう。どんなやり方だろう。された側は?どうしてこういう報道だったのだろう?この報道はどこの機関がやってるんだろう。この機関はどういう意図を込めているんだろう。
あれ?
本当の事ってなに?
最近、スピ系の人と、ちょっと色々あった。
明らかに、この人言ってる事、やってる事、おかしいじゃん。
でも、多くの人がその人を仰ぐ。
私は、ゲリーヤングさんにも懐疑的だが、どうして多くの人があんなに信じられるのだろう?
世の中の価値観すら、国や場所、時代で違う。
でも、そういった物も、何かの意図があって刷り込まれているんじゃないか。
そういえば、数年前から、独裁が悪いとか、民主主義がいいとか言うのがおかしいな、と思ってたの。独裁の方がいいケースもあると思う。それは特に、キューバで感じた。あと、中東で起こったアラブの春、その後のイラク、リビア。アメリカとロシアの動きを見ながら、シリアのアサドを調べたり、今は突然サウジアラビアがメディアに良くないように書かれ出した。シェールガスで今世界一の産油国になったアメリカにはもう石油があるから、もうサウジは要らないんだろうな。とか。サウジも独裁政権だったけど、石油の利権が必要な間はサウジの事はあまり悪く報道されてなかったように思う。
やっぱり・・・。そうだったんだ。「独裁が悪い」「民主化がいい」という事は、たいした根拠も無く、そう思わせる事で利がある人達が居るから刷り込まれていただけかもと。
どうして私達はいとも簡単に洗脳され、それを信じているのか。
なんで?なんで?なんで?
気付いた事は、
本当は多くの人が洗脳されたいのではないか。
というか、洗脳してもらわないと何を信じたらいいのか解らなくて生き難いのではないか。
洗脳が解けてしまったら、何を軸に判断をしたらいいのか解らなくなるのではないか。
自分を軸にすればいい。
でも、その自分が、自分を持っていないというか。
だから、洗脳はある意味、生きやすくしてくれるんじゃないか。
洗脳が解けたら、次に信じる物を外に探すのか、自分の中に探すのか。
自分の中に探して、自分を軸として信じるのには、ある程度の賢さと強さが必要だと思う。
だから、洗脳されていた方が生きやすい。
でも、沢山の情報があふれるこれからの時代、結局は自分を信じる力が無いと生き難くなるんじゃないか。とか。
もしかしたら、新しい宗教とかいろいろできるんじゃないかとか。宗教じゃないけど価値観を与えてくれる何か。
アメリカの魔法が解けてしまった私は、さだまさしを聞きながら、自分を見つめてる。