Inner Strength(インナーストレングス)というブレンドオイル。リバランスやヴァラーの代用になるようなオイルを作ろうとしていました。
元々このオイルは、クワイエットバランスという名前にするつもりだったけど、出来た物を足裏に付けてみると、降りてきた言葉は「自分の中の強さ」。それでInner Strength(インナーストレングス)にしたの。
このオイルブレンドするに当たり、他のメーカーのそれ系のオイルも取り寄せ、比べながら調合をして行きました。
その中で、某メーカーのそれ系のオイルの香りが濃厚でフレッシュでとてもいいんです。
「うわ!さすが!」
私が作ったものはその濃厚さがでない。悔しかった。(←追記:2020年春以降、濃厚さと深みが増しました)
でも、足の裏に使ってみると、エネルギー的には悪くない。むしろその某メーカーの物より体の中でエネルギーが動くの。
どうしようかと思いながらも、製品ようにブレンドし瓶詰をしラベルを張った。
でも、これでいいんだろうか。と何日も考えてた。香りはその某メーカーの物の方がいい。没にしようか・・・。
日や時間をずらし、何度も足の裏に塗って比べた。
この前、自分がとてもとても疲れてた時に、布団に入る時、「手がのびた」のは、インナーストレングスの方だった。ぐっとエネルギーが動いた感じがした。そのあと何かが拡がる様に抜けるの。
翌日、その某メーカーの物を試してみたけど、やっぱりエネルギーの回る感じが違う。
エネルギー調整や感情解放ツールとして使いたいオイル。
用途を考えた時、インナーストレングスはこれでいいんだ、と思った。
ブレンド内容はその某メーカーの物ととても似てる(はず)。でも、香りはもちろんエネルギーが違う。同じ名前のオイルだったとしても、素材も違うし産地も違う。収穫の年も違うかもしれない。だから違って当たり前なんだけど、それだけじゃない何かがある気がしたの。
何日も考えてた。
それは、お米に似てる気がした。
中学生の頃、私は夕飯を作る担当だった。
遊びたいし、部活もしたいでしょ。正直嫌だった。
でも、両親の仕事や当時3人の姉弟の中で、姉は洗濯とピアノの練習があり、私が夕飯担当員。
マジ。いやだった。
両親がよく言ってた。
「あんたがたくお米が美味しんよ」
アタシに夕飯担当員の仕事を気持ちよく遂行させるためのセリフだと思ってた。
でも、確かに、我が家で、私が炊くお米が一番おいしいの。
ちゃんとしたお米の炊き方を知らなかったから、私はお米をお湯で洗って、炊飯器にセットして、すぐ炊いていたの。学校から帰って弟も私もお腹空いてるからね。ましてや、私の学校は県外だったから帰宅も早い訳じゃない。
それでも、私の炊いたお米が美味しいの。
上手くないはずの炊き方をしていた当時の私。でも私のご飯は美味しかった。
今でもその事を不思議に思うの。
今回ブレンドを作りながら、ブレンドオイルは料理に似ている気がしてたの。
その中でも、特にお米の事を思い出した。
お米は炊く技術以上の何かがある気がするんです。
私たちからは、特に手のひらからは、やっぱり何かが出てるんじゃないかと。
もしかしたらブレンドオイルは作り手の何かを顕著に受けているのかもしれないとか。
====
今回出来たインナーストレングスは、朝や寝る前に、3~4滴をフラクショネイテッドココナッツオイルで希釈して、足の裏につけて、その後手のひらで足の裏を優しく包んであげてみてください。3~5分位でいいと思います。