千葉に居ながら、南米気分。という訳じゃなく、お隣さんが子供を叱ってる。

「オラ!」(スペイン語でハロー)

その発音が見事だから、寝ぼけてる時に、「あれ?ここはどこ?」

どうも子供が二人いて、上の子だけが怒られてるっぽい。

複雑な気持ちになる。

子供がいない私には解らないし、偉そうなことは言えない。

キューバのコヒマルに住んでいた時、裏の奥さんが頻繁にすごい剣幕で子供を叱るの。で、子供が泣き叫ぶ。それが始まると、音楽を大きくかけるか、窓を閉める。

奥さんの声と子供の泣く声がすごくストレスになるから、ある日たまりかねて、「すいません、あ、あの、すごく激しい声がするんです。私・・・」というと、「トラウマがあるの?」と言われたので、「そうです」という事にしておいた。

でも、もちろんおさまらなかった。

そういえば、10代の頃、隣の家のM君の家もお母さんがよく子供に叫んでた。下の男の子は多分6~7歳じゃなかったかな。それをよく思い出した。

有難い事に、うちの母はそんな事は殆どなかった。記憶にない。

でも、父が厳しくて、すぐに怒るので、私は人の顔色を見るようになった。

25歳の頃、対人関係でよく「怖い」という事を親しい友人に言っていた。友人は全く意味が解らず私を「おかしい」と言った。父との関係でそういうのを身につけたんだと思う。何かを言うと否定されるし、怒られる。今の私からは想像もつかないかもだけど、時々ビクビクしてた。

お隣さんの「オラ!」も、コヒマルの家の裏の奥さんの声も、私はビクッとする。子供たちはその感覚を身につけて生き難くなるんだろうな、とか、感じながら。ま、私に関係はないので。と、窓を閉める。

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そういえば、昔の私は、よくビクビクしてた。よく頭が混乱するの。追いつめられると叫んでた。

よく頭に血が上って突然怒ることも有った。

感情のコントロールが全くできなかった。

今思えば、責められるとか、変な強迫観念があったので、混乱するんだよね。

45歳位からビクビクする事って殆どなくなった。感情解放がある程度できたんだと思う。楽になった。

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その子の何が親をイラつかせるのだろう。

私の父は、私の中に自分の嫌な部分を見たりしてたと思う。自己否定感を持っていた人だから。

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今日の写真は全く意味はありません。