昨日分かった事は、あのベタの正体は汚れに対して石鹸の量が足りない場合にできる「酸性石鹸」】という【石鹸カス】

それと、ノンシリコンシャンプーのコンディショナーには殆どの場合シリコン系の成分が入っている。それはとっても取れにくいもの。

だから、シリコンなどの汚れがあると【石鹸で洗う→酸性石鹸が出きる】という事なんじゃないかと。

昨日、寝る時に、iPhoneいじってて、石鹸の鹸化率というのがちょっと解ってきて、布団から飛び起きて朝まで色々調べてた。

私は石鹸づくりが好きなわけでもなく、どちらかというと面倒だ。でも手作りの石鹸の使い心地が良すぎたので自分で作っているだけで、与えられたレシピ通りに作るだけで、鹸化率はレシピですでに計算されていて自分で計算したことが無かったの。

オイルによって、苛性ソーダをどれくらい入れると鹸化するかという(鹸化しないと石鹸にならない)パーセンテージが違って、入れるオイルによっていちいち計算するらしい。

その、「鹸化率」を100%で作ると、しっかりした石鹸が出来るんだけど、手作り石鹸ではあえて「ディスカウント」と言って鹸化率を下げるらしいの。5~15%ほど下げるらしい。鹸化率を下げる事によって元々のオイルが残り、マイルドな石鹸になるそうだ。洗浄力もマイルドになる。

鹸化率を下げないで作ると洗浄力は高くなるがアルカリが強く刺激も強くなるらしい。鹸化率を下げ過ぎると固まりにくくてちょっと脂っぽい石鹸になるとか。

苛性ソーダは劇物(劇薬とは違う)で、薬局に印鑑をもって行って住所と名前を書いて買います。これをオイルと混ぜて「鹸化」させて、4~6週間熟成をします。熟成の間にアルカリの成分が抜けていくそうです。

熟成が終わると、弱アルカリ性の石鹸になる。

手作り石鹸は弱アルカリ性で、普通の石鹸は手作り石鹸よりアルカリ度が少し高くて、洗浄力も高いが刺激もあるらしい。

↑私は詳しくないので違ったらごめん。

ミヨシ君で洗うと刺激も強いが、石鹸カスが半端ない。

ミヨシ君

手作り石鹸で洗うと、洗っている時にも石鹸で洗っている割にはマイルドな感じがする。でも、純度が高い石鹸の方が洗浄力は高いだろうからもしかしたらシリコンも早く抜けるのかもしれないけど、石鹸カスが半端ないし、使い心地が好きじゃない。

という事で、本日の洗髪レポートに移ります。

実は今日は3戦もしたんです。17回も洗髪をしてしまいました。参戦前のコンディションはベタ40という感じです

で、参戦後はこんな感じです。


7日目|1回目 ベト40

ノンシリコンシャンプーで洗髪3回
ベト40からの洗髪で、1回目は泡があまりたたない。2回目で泡が良くたったがブラシで洗うと泡が減ったので3回洗った。

手作り石鹸で洗髪 3回
ノンシリコンシャンプーでの洗髪の時よりきしみが少なくていい感じだけど泡が立たないので3回洗った。

手作りとろリンス
キサンタンガムを入れたおかげでとろみがあり、手に取ってすっと付けられる。流す。←これは優れもの!

タオルドライ
リン酢をしたからと言って濡れている時の手の滑りが良い訳じゃないので優しく抑えながらタオルドライ

ヘアオイル
リジュヴェンをつけてその後ミックスキャリアオイルで希釈したリジュヴェン。←必ず濡れている時に。

ドライヤー

やっぱりベトる。ベト40級。

もしかして・・・クエン酸との反応でベトがより生産されるんじゃないかと考え、もう一度参戦。

7日目|2回目 ベト40

ノンシリコンシャンプーで洗髪3回
この洗髪でベタを取る。

手作り石鹸で洗髪2回
ノンシリコンシャンプーでの洗髪よりきしみは少ない。

リン酢なし。

タオルドライ
リン酢なしだとかなりきしむので慎重にタオルドライ。

ヘアオイル
リジュヴェンを4~5滴つけてから希釈したリジュヴェンもつける

ドライヤー

こんなに頑張ったのに・・・ベト40

これは、石鹸の弱アルカリ性洗髪で酸性石鹸が出来て、それが髪に残ってしまうのかという予想で本日の3戦目を心に決める。

7日目|3回目 ベトなし

ノンシリコンシャンプーで洗髪3回。
一回目はあまり泡がたたない。ベタ(酸性石鹸)のせいだと思う。2回目は泡は立ったがブラシで洗うと泡が減ったので3回洗う。

手作り石鹸で洗髪3回
ある程度の泡が立つまでだと、やっぱり3回になる。

ノンシリコンシャンプーで洗髪3回
こんなに洗っているのに、一回目は泡があまりたたない。結局3回洗う。手作り石鹸での洗髪に比べるときしみがひどいので洗いにくいからかなり慎重に。ここで酸性石鹸を洗い流す、という意図です。

とろリン酢
手にリン酢をとって髪の毛につける。手作り石鹸での洗髪後よりきしみが強いので慎重に。しっかり流す。

タオルドライ
慎重にタオルドライ。

ヘアオイル
リジュヴェンを4~5滴つけてから希釈したリジュヴェンをちょっと多めにつける

ドライヤー

ベトは無くなった。

私はたいしていいシャンプーを使ってない。一応ノンシリコンシャンプー。

洗髪中はかなりきしみました。今まできしみが少なくこのシャンプーで洗髪できていたのは、コンディショナーにはいったシリコンなどのコーティング剤が髪の毛をしっかりコートしてくれていたからじゃないかと思います。それと今までは洗っている時にきしみが起きると「これはやばい」と思って優しく洗ってコンディショナーをしていました。

酸性石鹸の発生は「汚れ+アルカリ性」との関係があるんじゃないかと。予想。

 

今日感じたのは、汚い毛のまま自然派というか石鹸シャンプーに向かってもベトとの戦いは長く、自然派どうのこうのの前にまずは髪の毛からシリコン剤が抜ける事を目指したほうがいいんじゃないかと。予想。

ノンシリコンシャンプーで髪を洗うとギシギシします。コンディショナーをつけたくなります。

でも、コンディショナーを使わなくても、オイルをうまく使えば髪が乾くといい感じです。今日は17回も髪の毛を洗った割にはいい感じです。どんなオイルをどのタイミングで使うかは大事だと思います。←濡れている時です!

 

石鹸シャンプーへの移行に何カ月もかかるという人、半年かかったという人は少なくないみたいです。ほとんどがベトとの戦いなんじゃないかと。

で、手作り石鹸と市販のノンシリコンシャンプーをうまく併用してゆっくり時間をかけて髪の中に溜まったシリコンを洗い落していく。というのはどうだろうかと。

まだわかりませんがね。


昨日仕込んだ石鹸ですがね、鹸化率をお勉強してみると、ディスカウント多いんですよ。13%となりました。いつも作るのが10%なので、ココナッツを多くした割には優しくて洗浄力もソフトな石鹸になってしまう気がします。まぁ、いっか。ひと月後にわかるでしょー。

今回せっかくお勉強をしたので、次回リベンジです!←失敗は成功の基ですからね。失敗しないと学ばないしね。