スピリチュアル&アロマのお茶会色々変更(zoomじゃなくLINEでやる事になりました)がありながらも始動しました。
「スピリチュアルな能力は努力で身につくのか」
と質問を受けて、お茶会が終わって色々考えてた。
日本では、スピリチュアルと言われているものは、オカルトやニューエイジの事だと思うの。英語圏ではスピリチュアルと言うのは信仰心や精神性を言うんじゃないかと。日本で言われている「スピリチュアル」は信仰心や精神性も含むかもしれないけど、オカルトやニューエイジの要素が強いと思うの。日本で「精神世界」と言われていたものが「ニューエイジ」になるのだと思う。
江原さん以前は「ニューエイジ」「精神世界」「オカルト」と言っていたものが「スピリチュアル」になり、目に見えない世界を一緒くたにして「スピリチュアル」と言っているのだと思う。
今ちょっとヨーロッパのジプシーの事を調べているんだけど、タロットや魔術も日本だと「スピリチュアル」に入る。白魔術とか黒魔術とか、サンテリアやブードゥーもそんなに変わらないと私は思う。どちらも自分の願望を見えない存在の力を借りて、成就させようとする魔術的な要素が強い気がするの。
ネイティブアメリカンのなんとかとか、ヨガ、古代エジプトがどうとか、ケルトとか、等々、そういうのを色々色々ひっくるめて「スピリチュアル」と言っているのだと思う。日本の場合は、昔からある神道や禅、陰陽師なども要素が加わっていく。
でも江原さんは「スピリチュアル」と「ニューエイジ」や「オカルト」を混ぜ込んでないと思うの。
「オカルト」というとちょっと怖い感じがするけど、「目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する」という事らしい。だからスピ系の人たちと言うのは「オカルト」なんじゃないかと。
だから、彼女が質問した「スピリチュアルな能力」というのは「オカルトの能力」という事かもしれない。
とりあえず「霊感」と「霊能力」の事をちょこっと書きます。
まず、「霊感」と「霊能力」は別物だと思うの。
「霊感」は、霊や見えないものを「感じる」。能力と言うより、「そういう感覚がある」というだけの事だと思うの。
食材がそこにあれば、見えたり、匂ったりできる。でもその食材が何で、どう処理をして、どうやって食べたらいいかとかは解らない。
「霊能力」というのは、料理の霊に例えると、見えた食材をどう調理するか、どう処理をするかという事じゃないかと。
スピに足を突っ込んだ人で「○○が見える」とか、「オーラが濁ってる」とか、「○○が憑いてる」、「前世がどうだった」とか解ったような事を言いだす人がよくいるでしょ。
あれほど厄介で困る人たちはいない。
「だからなんですか?」
「どうしてくれるんですか?」
「何が出来るんですか?」
要らんお節介で、本人にも、その人にもどうしようも出来ない事、どうしたらいいのか解らない事をどうするというのでしょうか。
先日のお茶会では「他人の事なんてどうでもいい」という事をお話ししました。
「他人の事なんてどうでもいい」と言うとすごく自分勝手に聞こえるし、その意味をちゃんと理解していないで都合よく理解をしたり、勘違いすると私も困る。ブログでは相手の反応や理解度が見える訳じゃないのでなかなか伝える事が出来ないとも感じています。
「他人の事なんてどうでもいい」というのは、「自分の問題を棚に上げて、人の問題に頭突っ込むな」という意味です。
人の問題に意識を持っていく事で、自分の問題から目を背ける事が出来ます。
問題のない人はスピにハマらない。
人生に不安や、苦しみや、納得いかない事があるからスピに何かを求める。人は少なくないと思います。
スピにハマっている人。
別の世界に意味を見出そうと現実逃避をしている人。
哲学もなくスピを商売にしている人。
スピ業界って、そういう人たちのるつぼだと思うんです。
そこで言われている「スピリチュアルな能力」というのは、「ニューエイジ」「オカルト」なんじゃないかと。
私は、スピリチュアルは「生きる為の哲学」だと思うんです。
魂の存在であるのなら、この世とあの世、輪廻の意味、今ここに生まれた事を受け入れ、生きる為の哲学。
能力なんて必要なく、能力を求めるよりも、色々な思いや物事を手放していく事で自分の奥の奥にある「自分」に繋がりやすくなるのだと思うの。
その「自分」とどう生きるのか。
その「自分」をどう生きるのか。
「どう生きるのか」というのが本当の意味での「スピリチュアル」なんじゃないかと思うんです。
「生きる力」が、本当の意味でのスピリチュアルな能力なんじゃないかと。
そんな風に考えました。
「生きる力」は、努力で身につくと思います。
今日の写真はさ。
この前、キッチンに置いていた10年くらい使ったカラーボックスが壊れてね。IKEAで2500円位の安い棚を買ったんですよ。ティッシュペーパーの箱をどうにかしたいなと考えて、色々さがしたけど気に入ったケースが無くて、家にあったハンカチを巻いたら、「かわいいじゃん(∩´∀`)∩」な写真です。
ゴミ箱も新調してこんな感じになりました。近年ありがちなホワイト系ですね。私のホワイト×水色は25年位ずっとこのテイストです。