引越す予定も必要もないのに、何でか気になる家だったので、3月4日にふらっと下関に行って、不動産屋さんに。

昨日、入居の意思をお伝えして、多分、来週末あたりに契約です。

家っていうのは縁で、そこに住むことで出会う人たちや人生で経験することが変わります。

私が、キューバのコヒマルというヘミングウェイの「老人と海」の舞台となった小さな町に暮らしたことも「縁」で、そこに暮らしたから、コヒマルの人たちとの交流があり、助けてもらい、私の人生の大切なかけがえのない、時と場所になりました。

ハバナからバスで帰ってくると空気がきれいで、バス停から家までは徒歩15分くらい。

二階にぽつんとたってる家

庭には鶏がいて(鶏飛ぶのよ)、窓からはバナナの葉っぱが。

リビング

小さなグァバの木があり、収穫してジュースに。

家のグアバの木

コヒマルの人たちが居たから、私は寂しいと感じることもなかった。

ジェシー

古民家は寒いだろうし、虫も多いとか、ちょっと不便もありで、反対する人もいたけど、縁があれば、流れがあって引越すんだろうと、いつものように、風を見たり、風を待ったり。

風が吹いた感じで、流れがある感じ、だから、入居の意思があることを伝えました。

庭もぐちゃぐちゃだし、DIYもしなくちゃだ。野菜の作り方も知りたいし、庭の草木をどうしたらいいのかとか。日本家屋の事、古民家の事、あと、下関、山口県の素敵なところ、歴史、わからない事や知りたいことが山積みで、泣きそうでもあり、楽しみでもあり、不安でもあります。

緑とぽつんと感がコヒマルの家にちょっとだけ似てる気がする。

でもね、人生って、ちょっと大変なくらいな方が、問題があった方が、楽しいというか、それをどうやって乗り越えるかとか、解決するかとか、そういうのが人生の楽しみでもあり、刺激でもある気がするの。

だからさ、挑戦してみようって思った。

そんな風に、風が吹いている「気」がするから。

古民家や庭、下関の暮らし。

また新しい経験が始まるね。

魚もおいしいね。

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写真は瓦に大黒さまかな。かわいい。無茶苦茶かわいい(笑)