この家は、大変。

だけど、四季がある。

四季があるなんて当たり前のようで、だけど街のコンクリートの中での暮らしでは感じる事が出来なかった。四季の移り変わりを感じたり、体験したり、発見したり。そんな初めての経験がいっぱいある。

先日来た友達が梅が咲いてるのに無茶苦茶感動してた。

「縁側広いね!」

「なんか、広縁とかいうらしいね」

「お茶ここで頂いてもいい?」

「あ、いいっすけど、なんか縁側物置っすよ。そうそう、こっちピンク(梅)なんだけど、なんかあっちのは白なんだよね」

「紅白で植えてるのよ!昔の人は風情があるわね」と教えてくれた。

へーーーー
めでたいんだね。
へーーー
すごいね
へーーーー
へーーーー
素敵ね

紅白の梅

 

「ふきのとう持って帰る?庭の八朔も入れといたよ」

 

今年も草刈りと湿気と虫に追われることでしょう。

この家はマジ大変で泣けるし、おんぼろだけど、豊かな気がする。

泣きながら頑張ろう。