この前のセッションツアーで印象的なセッションがあったの。
私はあまりお客さまの事は書かないけど、これを書いた後に、彼女にOKをもらえたら、公開しようと思う。(←OK来ましたღ˘◡˘ற)

はじめてお会いする方。
中学生の時に摂食障害になり、多分そのせいなのか、高校には行かなかったらしい。

摂食障害になる程の、何が、彼女の人生にあったんだろう。。。

セッションの後半になるころ、
彼女は、生後8カ月でお父さまのお仕事の赴任先のブラジルに行ったらしい。4歳の時に日本に帰ってきた。

はっ!とした。

ブラジル????

ラテン文化との出会いで自分の既成概念や価値観が崩壊してしまった今年の始め。私が壊れちゃって、キューバに興味を強くひかれた理由の一つは今まで自分では考えられない日本にとっては真逆のような、価値観や生き方がキューバにはあったの。

ほんとに、壊れちゃってね。アタシ。

4歳までブラジルで育った彼女は、日本に帰ってきて全く世界が違ったんじゃないかな。と。
日本では、喜びや感情の表現はブラジルととっても違ったんじゃないかな。

「ねぇ。やっぱり、踊ったりしてたの?」

「はい!踊っていました。日本に帰ってきて、真っ暗なところに来たと感じました。」

彼女の表現は、日本の子供たちにとっては、異様に映ったりしなかったのか?
笑われたりしなかったのか?

信号待ってる時とか、歩いてるときに、ステップ踏む私は、友達によく笑われる。しね。(←死ね、じゃないからねw)

踊る喜びを知ってしまった私は、彼女の子供の頃を想像したら、涙出そうになった。

「ねぇ、お願い!私と約束して。
お金を貯めて、もう一度ブラジルに行って。
ブラジルに行くって私と約束をして。
あなたの、三つ子の魂が育ったあの国で、あなたの三つ子の魂を見つけてきて。」

ま、気まぐれに、好き勝手に、風が吹くまま、心が赴くまま、遊んでるのか、何しているのか、自分でも時々、これでいいのか、ま、いいいいいいいい!と、自分に言い聞かせながら生きている私。

最近ポルノソンの亡命キューバ人のダニーはどうなったの?ですが、一年前、彼と彼の音楽に出会って、なんじゃ?なんじゃ?と言う間に、もうダニーの音楽どころじゃない、うっかりキューバまで行き、踊る喜びを知り、キューバにどっぷりはまり、スペイン語まで勉強してしまったワタシ。

私のよく解らないけど、なんか体当たりで、行き当たりばったりな、生き方や、私の勝手な気づき等が、もし、誰かを元気にしたり、そのままのその人でいいという事を、その人に許可するような気付きや既成概念を崩す何かを垂れ流していたら、嬉しい。←垂れ流しがいいな。
で、何が言いたいかと言うと、私の自分勝手な生き方も誰かの役に立ってるのかも。だったら、嬉しい。

Yちゃん、絶対に、絶対に、ブラジルに行って欲しい。
踊ることの楽しさや喜びを思い出して、沢山笑って生きてほしい。

ま、アタシこそ、音楽を体中で感じて、踊る事の楽しさや喜びをいっぱい体験して、いっぱい笑って、残りの人生を生きたい。
白石昌子45歳。踊りの喜びを知るのが遅すぎた。
これからも、どんどん、壊れながら、活きて行きたい。

Boa viagem!← ポルトガル語(ブラジルはポルトガル語)
Bon Voyage!← フランス語
Buen Viaje!←スペイン語
よい旅を!← 日本語

(*´゚∀゚`)ノ