旅から帰って来たのですが。
よく解らない虫刺されなのか、菌なのか。凄い事になってるの。痒くて仕方ない。200か所以上、刺されてる。アロマを駆使しても一時しのぎ、病院も行ったけど、何種類かの薬が切れていて手に入らない。

どこで、そうなっちゃったかと言うと、日本人の友達の彼氏の実家の田舎を訪ねたんだけどそこでこうなったの。そこで暮らしている人は何の問題も無く、私とその友人だけがすごい事になってるの。

Camagueyのそばで、Brasilという村。
村に向かう途中、サトウキビ畑がずっと続くの。そして、町と言うか村が見えてくると、大きな工場がある。お米とサトウキビの精製工場。町並みは、スペインのコロニアル調ではないので、尋ねてみると、そこはアメリカが砂糖の生産の為に作った町。

その町の向こうに、村がある。キューバはスペインをアメリカが追い払って、名目上の独立を果たすのね、その後、サトウキビなどを作らせてアメリカの配下で搾取をされるのね。そこからチェ・ゲバラとフィデル・カストロのキューバ革命が始まるの。過酷な労働を強いられた、と、よく映画やドキュメンタリーで見る、まさにこういう村が以前そうだったんだろうと思ったの。

サトウキビ畑
サトウキビ畑

友達の彼氏の家族は、とても親切で、私たちによくしてくれた。
裏庭には、大きなアボカドの木があり、その向こうにバナナの木が。ガスは無く、炭火で調理をしていた。トイレにはもちろん便座は無い(キューバでは便座の無いトイレは一般的)。トイレには水と新聞紙があった。バケツに入れた水を浴びる。

夜は蚊よけのスプレーをして、扇風機を回して蚊を避ける。ハバナより南なのでかなり暑いと思ったけど、夜は問題なく眠れた。

食事は豆をかけたご飯や豆と炊き込んだご飯に、お肉。野菜は殆どなかったから裏庭のアボカドを添えてもらう。一般的なキューバ料理。

アボカド 
アボカド
アボカド
アボカド

到着した夜、7歳くらいの息子が、村を案内してくれた。
この村しか知らないであろう彼はこの村が大好きで、目をキラキラさせながら村を案内してくれた。新しくガソリンスタンドが出来、そこにお店が入っていて、生活に必要な物や飲み物などが売られていた。

この村や近郊の都市は通常の交通手段として馬車が走る。道の至る所に馬の糞がある。湿気が多い割に星がきれいだった。虫の声が聞こえる、静かなのどかな村。

この村で見た事や感じた事は色々。
また、改めて書こうと思う。

問題は、私の謎の虫刺され。村の人たちは小さな蚊と言っていたけど、村を出た後も増えてる気がする。南京虫でもないし、ダニなのか?ダニでもない気がするんだけど、土の中に何かが居たのか、とはいえ、衛生的にはかなり厳しかった。

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エッセンシャルオイルは、旅の間に持っていたお腹を壊した時用の「ガストロ」(ペパーミント・スイートフェンネル・ジンジャー・スイートオレンジ・レモングラス・スイートバジル・スペアミント)が今回は結構よかったです。帰宅後はシトロネラ・ティーツリー・ラベンダー・レモングラスなどをブレンドしたものを使いました。が、200か所以上、塗っても塗っても一時しのぎ。15mlは使ったと思います。

カマウェイとハバナで病院に行ったのですが、塗り薬は品切れ。キューバでは薬が不足する事がよくあるそうです。ちなみに、留学生はキューバ人同様、医療費は無料です。処方された飲み薬は数日分で10円位でした。

ハバナの病院
ハバナの病院
ハバナの病院
ハバナの病院
処方箋。これを持って薬局に行く
処方箋。これを持って薬局に行く

先日、大家さんが来た時に虫刺されを見せたら、ヘヘンという虫で、砂や土の中に居て、とってもとっても小さい虫らしいです。この虫たちが悪くて、一旦落ち着いたと思っても、また膨れて痒くなるんです。刺されたら2~3週間痒いらしいです。

翌日大家さんが抗生物質の入った塗り薬を持ってきてくれました。ちょっとずつ枯れてきてる感あります。