ここに越してきて、もうすぐ半年。

オイルの販売の準備にてんやわんやし、買っていただいたお客様のサポートをどういう風にするかも、別のサイトを作る事でやっと形が出来ました。あとは質問がある方などはそこを通して書き込んでくれれば、出来る限りのサポートをします。やっと、少し安心した。

20代の殆どを資本主義の骨頂でもあるニューヨークで暮らし。戦争の事を調べ、歴史や世界の仕組みに疑問を持ち、キューバに行くようになった。その間も何度かニューヨークにも行き、色んな違和感を持ちながら、時代の変化を私なりに理解した。自分も変化した。

貧しい暮らしを強いられるキューバで見たこと、感じたこと、考えたことは、私を混乱させた。その中でいつもあったのが、

「私が暮らすのに。私が生きて行くのに、必要なものは何か。無くてもいい物は何か」

日本では、いつもお金が無くて、「しょーこ、いいよ」と言って、奢ってもらっていた側の私が、お金を持っている側の立場になった。

物資的豊かさを経験していない事によって起こる相手との壁。

お金がある側の立場になって見えた景色を経験出来て本当に良かったと思う。

 

人生を振り返ると、お金に振り回されて生きてきた。その為に、自分の心を殺したことも有るし、嫌な事もしてきた。お金がある人が羨ましかったりとかもした。

先日書いた記事。何かがふっきれた。

人は、全てが「欲」によって動かされている。んじゃないかと。

欲が少ないと生きやすい。

抑えるのではなく、少ないという事。

自分に必要ない欲は外し、ある物、持っている物、必要な物、本当に欲しい物を考える。

暮らしはとてもシンプルになる。

 

暮らしをシンプルにしていくと、生活に必要なお金はそれ程なくてもいい。

今の家は家賃が4万円なんだけど。本当に気に入っていて、今の私は、これ以上、これ以下じゃなく、この家が気に入ってる。

都心に住みたいとか、新しい設備の家に住みたいとか全くない。この広さと静かさと、必要な設備があり、これ以上何が欲しいのかと考えて、自分で温水便座付けた。1万4千円なり。超快適。

家も車も欲しいとも思わない。維持費や税金。メンテナンス。

友達と美味しい物を食べに行ったり、カフェでお茶を飲むとかも、どうでもいい。多分、そういうのは、若い頃にニューヨークでかなりやったし、いいレストランにもかなり連れて行ってもらったし、いま日本で、自分でお金払ってまでやりたいとは思わない。自分で作るカフェラテで満足。かなり美味い。外では、コンビニでコーヒー買って公園で飲んでると気持ちいい。コスパ最高。

毎日の日課は、アマゾンKindleの日替わりセールのチェック。気になる本があれば、買う。

CDを買う事もなくなった。ちょっと気になる音楽はYoutubeやSpotifyで聴くことが出来る。私は人生でレコードとCDにお金を突っ込んできたので、これも必要なくなった。

ライブやコンサートも、ジャズ、ラテンはかなり本物を観て来たし。オペラはニューヨークのメトロポリタンで、まだヨーロッパでは観てないけどね。

世界地図を見ながら、航空券を調べたりするけど、今、読書や情報収取と、自分自身の整理で手一杯なので、新しい刺激になる海外に行きたいともあまり思ってないっぽい。

ミュージシャンの昔の知り合いとかを検索していくうちに、ひとつの仕事を長く続ける事は素晴らしいとは思う。でも、音楽で食っていくことは、私には無理だったという事にも気づいてる。ライブの集客など、頭を下げて、人に気に入られてる為の行動や言動は得意じゃない。みんなと仲良くも出来ない。

私には、私がやって来た音楽の形がとても幸せだったと思う。

インターネットから離れていた5年の空白を埋めるのと、情報が得やすくなったから、過去に経験した事などを思い出しながら、それを理解するための情報を見つけては経験を知識にしようとしている感じ。今の私は、本を読んだり、情報収集したり、考えたり。そんな事が楽しいというか。

たいして、お金かからないんですよ。

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それと並行して、スピ系や自己啓発系の人たちが本当に嫌になったの。

クリスタライズの仕事は、どちらかというとスピリチュアル系でもあって、過去にもかなりスピ系は叩いているけど、スピ系の人たちが集まる。少しだけ、スピリチュアルに疑問を持ち始めた人たち。でも、まだまだ、弱点をうまく刺激されればスピ系にがっつり行けそうな、ちょっと不安定に現実とスピ系世界をフラフラしている人も少なくない。

解ってる。

彼らが私にとっての、格好のビジネスターゲットだとも。

でも、ほんとに、35年スピと関わってきて、そこに傾倒しても解決はないんだよ。何とかしたいと思っても、私に出来る最低限のサポートは、12週間のプログラム。それをやらない限り、私がブログで書いている事の本質を理解できないと思う。

12週間は、わたしもきつい。相手もきつい。

私は正直にそう言う。そう言うと、申し込みも少ない。でも、本当の事だから、甘い言葉で宣伝はしたく無い。

甘い言葉に惹かれて、スピリチュアルや自己啓発に何百万円と使ってきたかもしれない人に、私にお金を払ってワークで同じ杭は打たせたくない。相手にも自分にも無駄な挑戦は出来るだけやらせたくない。

 

それでも、そこに自分の生活がかかると、申し込みが欲しいとも思う。じゃあ、ちょっと甘く書くか。でも、相手が覚悟を決めてやってくれないと、ワークは、かなり私にとってよりきつい物にもなる。結果が出ないことも有る。結果が出ないと詐欺の様な気にもなる。

そんな葛藤があった。

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欲しい物が減り、無駄な欲が無くなると、15万円あれば、ゆっくり暮らせる。10万円でも暮らせるかもね。私は一人だしね。

そうすると、選択肢が増える事に気づいたの。

工場作業や、マクドナルドで働いても暮らせるじゃん。と。

こういう所はシフト制で、出入りも激しいので、自由も効くんじゃん。と。

で、経営のリスクは全て会社が持ってくれる。

大手なら色んなルールやシステムがちゃんと出来ているはず。

私、個人事業を始めて思うのは、企業や会社って、社会貢献だと。自分で事業をしてお金を作れない人は、そういう所で働く事で生活が出来る。大きなリスクは会社が持つ。末端は責任ないからいいよ。

スピ系とかナチュラル志向の人たちが、マクドナルドの食べ物が悪いとか、ヤマザキパンが悪いとか言うけど、腐らなくする事で、その経済の中でどれだけ多くの人の暮らしを支えているのか。よっぽど、「成功」「富」とか言ってるスピや自己啓発の人たちより健全な当たり前の世界なのかもと思ったの。

何かのコンプレックスを持った人が、訳の分らない高額なワークにお金を払って、自分に能力が付いたと思って、それで仕事してる。あと、本当に信じ切ってる人や、腹の中では強欲な人たち。気の毒な事に彼女たちはそういう自分に気づいていない場合も多い。

正直に言うと、感情解放12週間受けたら、色んな事に気づいて、自分の未熟さに気づいて、そんな仕事恥ずかしくてできなくなると思う。そういうのもあって、あまり強く宣伝しないの。だって、今まで、ライトワーカーとかヒーラーとか、講師だった人が、一度大きく壊れるからね。

 

今、ほんとに、世界は変化していってるの。

自営業をしていると、自分の仕事以外の世界が見えなくなる。私の場合は、スピや自己啓発、ヤングやドテラのMLMね。

振り返るとかなり色んな事をしてきて、一般の人がなかなか経験出来そうにない事もやってきてる。人がどう思おうが、他人とは比べようもない。自分の中にプライドはあっても、変なプライドは多分大してない。

将来、定年は無くなると言われていて、私たちは長く働くと思うの。その時に、どんな事でもできる自分でいたい。そういうフットワークの軽さを身につけておきたいとも思ったの。

 

働くと言っても、とりあえず、ゴールデンウィークの4日間だけね。長期で働く事も可能らしい。

という事で、私のゴールデンウィークはとりあず、社会科見学です。

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こういうフットワークの軽さや生活費のポケットを持っていれば、クリスタライズの感情解放12週も、別に売り込みかける必要もないし、本気でやりたい人がやればいい。

私は出来る限りお金の為に魂は売りたくない。

魂売るくらいなら、貧乏した方が良い。ヤング辞めたのもそういう事。

歌で稼げないのもそういう事。歌は私の魂だからね。

クリスタライズの感情解放12週も、私の魂。魂すりこんでやってるからね。

で、本当にやりたい人だけが、スピや自己啓発で何百万円とか使ってきてもまだ、心や感情の問題で困っている人が申し込んでくれたらいい。

値段もがっつり上げます。スピや自己啓発で何百万も使ってきた人に、10万円は安すぎる。

感情解放のワークは、私はかなり真剣だし価値のあるものだと思ってる。

 

お金出来たら、また、貧乏旅に出ようかなぁ。キューバへ里帰りとか。その程度。

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今日の写真は別に意味はありません。久々のダニー君です。